トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第450回]
●「TR373D」の動作確認
TR373のプリント基板については[第439回]〜[第443回]で書きました。
1ヶ月以上も前の記事です。
[第443回]で一部のトランジスタをダイオードに置き換えた回路に変更して動作テストを行ないました。
そこでテストをした結果ダイオードに置き換えても動作することが確認できたので、そのように変更して作成したのが当基板です。
名前の末尾のDはダイオードを示しています。
こちらが部品を実装したTR373D基板です。
TR373DはTR373の一部をダイオードにしただけですから基本的な仕様はTR373と同じです。
一枚の基板に2ビット分のレジスタ回路があります。
そのうちの1回路分の回路図は[第443回]にあります。
[第443回]では2段あるRSフリップフロップのうちの後段のみオープンコレクタにして動作確認をしました。
今回も同じように後段のみオープンコレクタにして2SA1015(T7)の代わりに4.7KΩでプルアップをしました。
記憶違いでした。次回([第451回])参照。
下はその部分を大写しにした写真です。
深度の関係で4.7KΩがぼけてしまいました。
G入力とD入力にパルスを入れて出力信号を確認してみました。
下はそのときのオシロの画像です。
上側(CH1)はG入力(500KHz)です。
画面には見えませんがD入力には2MHzを入力しています。
下側(CH2)はQ出力です。
信号にかなりのヒゲが見えるのはオシロのプローブのGNDが入力信号から遠くのポイントにあるからです。
G入力がHの期間はD入力がQ出力につつぬけになります。
G入力がLの期間は最後に入力されたD入力をラッチします。
トランジスタでCPUをつくろう![第450回]
2024.5.21upload
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