Album Review                                              

さよならをもう一度

Original Release
1992.06.03TOCT-6508EASTWORLD
TOSHIBA EMI

1.LUNA

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

2.IN LOVE

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

3.SCANDALO

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

4.AFTERNOON CAFE

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

5.UNFAITHFUL

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

6.HIM

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

7.NOSTALGIA

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

8.UNDER THE ROSE

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

9.TEAR'S FRIEND

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

10.DIAMOND LIPS

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

11.LIKE A FLAME

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

12.SORROW

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

13.GOODBYE AGAIN

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

14.DON'T IT MAKE MY   BROWN EYES BLUE
-INSTRUMENTAL

作曲:
TETSUROH KASHIBUCHI

    1992年4月から6月にかけてフジテレビ系で毎週水曜日夜10時から放映されていたドラマ『さよな
    らをもう一度』のサウンドトラック。出演は石田純一、秋吉久美子他。この前年のTBSドラマ『それで
    も家を買いました』の方は良く見ていたのだが、こっちのドラマは殆ど記憶がなくてすみません。60
    年代のアメリカの映画に同名のものがあったけど、そのリメイクだったのかなぁ。

    さて、このアルバム、もう最初からワイン、しかも熟成した、なしではいられない華麗なかしぶちワー
    ルドが堪能出来る。オープニングの「LUNA」は翌年の93年に発表される『fin』に収録されることにな
    る「恋のためらい」のサウンドスケッチのような感じ。アルバム全体を聴いていると喜怒哀楽のあるサ
    ウンドが次から次へとあふれ出ていくかのような音触感だ。ムーンライダーズのかしぶち哲郎にこん
    な音世界があっただろうかと考えさせられる瞬間がある。アルバムの最後を飾るのは、「瞳のささや
    き」(「
DON'T IT MAKE MY   BROWN EYES BLUE-INSTRUMENTAL」)という邦題で秋吉久美子が日本語歌詞
    で歌っているもののインストヴァージョンだ。

    参加ミュージシャンは、羽毛田丈史、小林隆一、丸尾めぐみ、小林泉美、千代正行、包国充、佐橋
    佳幸、中原信雄、野宮真貴、寺本りえ子、菅野よう子、小林靖宏、斎藤ネコ、という厳選され尽くした
    陣容だ。またコンピュータプログラミングにはムーンライダーズの『アマチュア・アカデミー』以降の作
    品には欠かせない土岐幸男もクレジットされている。

    かしぶち哲郎はこのアルバムが発表されて以降、今や国民的娯楽映画となった『釣りバカ日誌』の
    音楽を担当するようになる。TVや映画と音楽家かしぶち哲郎が忙しい時期だったことは、やはり92
    年に発表されたムーンライダーズの『AOR』の録音にかしぶち哲郎が殆ど参加していないことにも
    現れている。

    (text by 樫の会 KRAFT.WARTZ)
    (文中敬称略)
    (2004.07 up)


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