木の木の幹には、形成層といわれる部分があります。この部分が成長して、木は太くなります。 成長は、暖かいときは速く、寒いときは遅くなります。この成長の違いでできるのが、年輪です。 年輪の線は、成長の遅い冬にできたものです。 また、暖かい南側など生長が速い部分は、年輪の幅が広くなります。 熱帯では、冬がないので木は同じペースで成長し続けます。そのため、はっきりとした年輪ができないものがあります。
コラム
年輪のひみつ
小学館の図鑑 NEO ②植物
春の七草は?
セリ、ナズナ、オギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズナ(カブ)、 スズシロ(ダイコン)を春の七草といいます。 正月七日に、その年の健康を祈って、おかゆに入れて食べる風習があります。
小学館の図鑑 NEO ②植物
サツマイモとジャガイモは同じなかま?
サツマイモはヒルガオ科、ジャガイモはナス科で、同じなかまではありません。 また、食用のいもになる部分が、サツマイモは根ですが、ジャガイモは茎(地下茎)が太ったものです。
小学館の図鑑 NEO ②植物
果物と野菜の違いは?
次の作物は果物?野菜?
- 1.イチゴ
- 2.トマト
- 3.アボカド
- 4.スイカ
- 5.メロン
答え
果物も野菜も食用に栽培されます。 普通は草本性のもの(1年で地上部が枯れるもの)を野菜、木になる果実を果物とよんでいます。 イチゴやスイカ、メロンなどは市場や外国では果物として扱われていますが、草本性なので、農林水産省では野菜として扱っています。 ですから、お店などではイチゴやスイカ、メロンは果物として売られていても、農水省の決め方では③のアボカド以外は全部野菜、 ということになります。アボカドは木になるので、正真正銘の果物です。
小学館の図鑑 NEO ②植物