2022.1.21
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第124回]


●スパムメールが戻ってきた!?

このところ書いておりますCPLDロジアナとは全く関係ないのですが、別のテーマを設けて書くというのも面倒なことですし、後で整理するのにも困ります。
ということで前回の続きとしてこのまま書いてしまいます。

ホームページにメールアドレスを公開していることもあって毎日山ほどメールが届きます。
ほとんどが迷惑メールでそのなかには詐欺メールもまじっています。
もちろんお客様からのメールもありますからうっかり捨ててしまわないように注意する必要があって毎日なかなかに手間がかかります。
そうしましたところ、こんなタイトルのメールが届きました。

Undelivered Mail Returned to Sender

メールが配達できなかったので送信元に返します。
というメールです。
あれ?
どなたかにお送りしたメールが戻ってきてしまった?
ごくたまにそういうこともあります。
以下はその文面(一部)です。

This is the mail system at host mail06.asahi-net.or.jp.

I'm sorry to have to inform you that your message could not
be delivered to one or more recipients. It's attached below.

For further assistance, please send mail to postmaster.

If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the attached returned message.

This message has been blocked because ASE reports it as spam.  (in reply to end
 of DATA command)

えっ?
spam mail???
そんなもの送ってませんよぉ。
さらに下の方を読んでみましたら。

X-Postfix-Sender: rfc822; thisida@alles.or.jp
Arrival-Date: Thu, 20 Jan 2022 16:40:28 +0900 (JST)

Final-Recipient: rfc822; thisida@alles.or.jp
Original-Recipient: rfc822;thisida@alles.or.jp

なんだあ?
Sender(発信人)がthisida@alles.or.jp? ウチじゃん。
Recipient(受取人)もthisida@alles.or.jp? どうなっとるの?
よく見ましたら送信メール本文が添付されておりました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんにちはthisida@alles.or.jp
完全なメールボックスメモリスペースがほぼ満杯であるため、
6つ の受信メールが返されました。
メールボックスの記憶域を増やすには、
以下のリンクをクリックしてプロセスを完了してください
https://webmail.alles.or.jp/login/ass/thisida@alles.or.jp

*このメールはシステムによって自動的に配信され、返信することはできません。 ご不明な点がございましたら、ヘルプデスクまでお問い合わせください。
Copyright alles.or.jp.,Ltd. All Rights Reserved.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

おいおい。
詐欺メールじゃないの。
こんなの送っていませんよぉ。
もっともらしいリンク先がついていますけれど(危険なのでリンクは外して通常文表記に直してあります)。
こんなものをクリックすると正真正銘「地雷」ですぞ。
皆様の参考にしていただくために、上記リンク文の裏を確認しましたところ。
やっぱり。
裏には下の文が埋め込まれておりました。
クワバラクワバラ、であります。

"http://azamm.org/wp/webmail.earth-core.jp2/W/index.php?email=thisida@alles.or.jp" target="_blank" data-saferedirecturl="https://www.google.com/url?q=https://danikmedspa.com/wp-includes/widgets/cloup/webmail.earth-core.jp2/W/index.php?email%3Dthisida@alles.or.jp&source=gmail&ust=1642557252866000&usg=AOvVaw20trrkR-Sy_BAXUiZVYg__">

それにしても間抜けといいますか、発信者と同じアドレスに詐欺メールを送ってどないするの?
あ。
そんなのんきなことを言っている場合ではありません。
相次いで全く同じリターンメールが3通も届いてしまいました。
ひょっとしたらthisidaかalles本体がウイルスに感染して乗っ取られてしまっているかもしれません。
いやいやいや。
それは大変です。

まずはこの詐欺メールの正体を確認しなければ。
こういうときは何をおいてもGoogle様です。
さっそくググってみましたら、同様の内容の詐欺メールが出回っているようで注意喚起の記事が沢山ヒットしました。
さらに検索を進めましたら、こんなところがヒットしました。



これって、ウチの記事じゃん。
えええ。
こんな記事を書いていたの?
全く記憶にありません。
なんと。
11年も前、2011年の記事でした。
そりゃあ覚えているわけが無いわ。
あらためて読んでみましたら。
おお。
11年前にも同じような経験をしたようであります。
結論としましては、送信元がthisida@alles.or.jpになっていてもそんなものは簡単に偽装できてしまうということだそうです。
って、自分で書いておいてその言い方はないと思いますけれど。
あらためて勉強になりました。
11年前の自分に感謝、です。
↓こちらがその記事です。
mycpu736.html

皆様どうか参考にしていただいて、不審なメールなどに惑わされないようご注意なさってくださいませ。

CPLD入門![第124回]
2022.1.21upload

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