2019.2.14
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

[新連載]CPLD入門!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



[第3回]


●やっぱりALTERAがいい

前回はCPLDの開発ツールを考える上ではXILINKSとALTERAのどちらを選ぶとよいか、というところで終りました。
CPLDの開発ツールについては5年前にも検討しています。
こちら(↓)に書きました。
「CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を!」

そこではダウンロードのし易さという観点から、ALTERAがよいのではないかと書きました。
ただその時点ではALTERAの開発ツールは実際に使ったわけではなくて、ダウンロードしてみただけでしたから、使い易さという観点での比較はできていませんでした。
そこで今回はALTERAの開発ツール(QuartusU)を実際に使ってみました。
機能とか使い易さという点ではXILINKSもALTERAも一長一短で甲乙つけがたいという印象でした。
そういうことになりますとダウンロード、インストールのし易さが決め手になりますからALTERAがいいかな、という結論になりそうです。

結局のところALTERAでいくことにしたのですが、実はそれを決定的にした要素がもう一点ありました。
それは開発したプログラムをコンパイルしたあと実際にCPLDに書き込むためのツールです。
以前はパソコンのパラレルポート(プリンタポート)を使った書き込み方式が一般的で、そのための回路は自作することも可能でした。
しかし近年はパラレルポートがついていないパソコンが当たり前になってしまいました。
今はその代わりにUSBポートを使った書き込みツールを使うようになっています。
パソコン側はUSBでCPLD側はJTAGという10pinのフラットケーブルコネクタになっています。
このUSB−JTAGケーブルが各社専用のツールとして用意されているのですが、その専用ケーブルがALTERAのものはXILINKSに比べて安価でかつ入手し易いのです。
これはもう決まりでありましょう。

というところで本日も時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。

CPLD入門![第3回]
2019.2.14upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る