2019.4.6
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第31回]


●パワーダウン?してしまいます

いささかなんだかなあという思いを抱きつつ、7セグメント表示バッファのためにRAMを外付けしたところ、使用Macrocellが半減して、端子を割り当てたあとでもコンパイルが正常に完了しました。
さっそく試作基板に実装したEPM7128SLC84にプログラムを書き込みました。
ところが書き込んだ直後に一瞬7セグメントLEDがチカッと光ったかと思った次の瞬間には消灯してしまいました。
なんとなく電球が切れるときに似たいやーな雰囲気です。
MAX7000Sはターゲット回路に実装したままJTAGコネクタを介してプログラムを書き込むことができます。
プログラムの書き込み中はJTAG端子と電源端子以外の端子は回路から切り離されます。
プログラムの書き込みが完了するとプログラムで指定した通りに端子が回路に接続されて、プログラムの通りの回路として動作を開始します。
プログラムの書き込みが完了したと思われる瞬間に一旦は7セグメントLEDが点灯することからすると、とりあえずは回路としての動作をしているように思われます。
しかし一瞬点灯しただけで、すぐに消灯してしまうのはなぜか?

はて?
どこかがショートでもしているのか…?

あ。あ。あっ!
やっと気が付きました。
またしてもお馬鹿なことをやってしまっておりました。

[第29回]にお見せした試作基板の写真です。

うっかりして7セグメントLED回路に電流制限抵抗を入れるのを忘れてしまいました。

下は[第28回]でお見せしたND80Z3.5の7セグメントLED表示回路です。

セグメントのラインに330Ωの抵抗が入っています。
うっかりしてこの抵抗を入れるのを忘れてしまいました。
そのためセグメント出力とLEDドライブ出力がショート状態になって過電流が流れてしまったようです。
すわ一大事。
貴重なEPM7128SLC84を壊してしまったか!

有難いことに。
セーフ回路が働いてパワーダウンしたのかたまたま助かっただけなのか、幸いにもEPM7128SLC84は無事でした。
やれやれと胸をなでおろし、330Ωを追加しました。

ところが。
それでも状態は変わりませんでした。
やっぱり一瞬ピカッと光っただけですぐに消灯してしまいます。

CPLD入門![第31回]
2019.4.6upload

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