[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第52回]
●CPLD版CRTIF
このところCPLD版VGAIFについて書いてきました。
CPLD版VGAIF製作の参考にした74HCを使ったCRT/VGAIFボードはその名の通りCRTIFとVGAIFの両方の回路を搭載しています。
その回路は相当に複雑な回路なので、それをそのままいきなりCPLD化しようとすると、当然VHDLプログラムも複雑なものになってしまいます。
特にプログラムの場合には、あとからでも比較的楽に追加変更することが可能なので(それがソフトウェアといわれる所以です)、まずはVGAIF回路のみのCPLD化を試みました。
まずは製作の範囲をVGAIFのみにしぼったのは、上記の通りいきなり複雑なVHDLプログラムを書こうとする愚を避けるためでもありましたが、そもそもVGAIFとCRTIFの両方をあわせたVHDLプログラムがEPM7128SLC84に収まるかどうか疑問だったからでもありました。
実際にVGAIFのVHDLプログラムを書いたところ、[第49回]に書きました通り、128個あるmacrocellのうち67個(52%)を使用しただけで済みました。
それなら。
そこにCRTIFを追加しても、おそらく十分収まりそうです。
ということで、今までのCPLD版VGAIF回路にCRTIF回路を追加しました。
下が回路図です。
CRTIFを追加する前の回路図は[第46回]にあります。
プリント基板も作り直しました。
VGAIFのみの基板([第47回])に比べるとかなり部品点数が増えました。
説明の途中ですが本日は時間がありません。
続きは次回にすることにいたします。
CPLD入門![第52回]
2019.5.24upload
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