2016.10.4
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マイコン独立大作戦
CRTインターフェースボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[第28回]


●「拡張用」のI/Oコネクタの増設

最後の最後、今頃になって気が付いたのは、I/Oバスコネクタの「拡張」が必要ではないか、ということです。
ND80Z3.5またはND8080の場合、アドレスの上位8ビットはともかくとして、26pinのI/OバスコネクタをCRTインターフェースボードが占有してしまったら、そこにさらに何かのI/Oボードなどを接続しようとしてもできないではないか、というわけです。
ND80ZVについてはまた別の工夫が必要ですが(それについては次回あたりで説明の予定です)、I/Oバスコネクタについては同じ事情です。
このことについてももっと早い時点で気が付くべきでした。
で。
せっかく前回汗をかきながら直した回路をまたしても直すはめになりました。

今回は全面的に変更です。
基板の右側部分に少し余裕がありましたので、全体を右側に移動して左側に空きをつくり、そこを整理して26pinコネクタをもう1個追加しました。

最初はそこまで大げさにしなくても軽い手直しでいける、と思ったのですが考えが甘いことに気が付きました。
ND80Z3.5やND8080に接続する場合には、CRTインターフェース基板を下側に重ねられるように考えました。
そのため26pinのI/Oバスコネクタと10pinの上位アドレスコネクタは、ともに基板の端に配置してライトアングルタイプで考えています。
するとその基板上にさらに増設する拡張用の26pinコネクタもライトアングルタイプでなければならない理屈です。
というわけで上図のように増設する26pinコネクタ(CN4)は水平方向にコネクタケーブルの抜き差しができるぐらいの間隔を空けて配置しました。
本当は基板の左エッジに置ければよかったのですが、それをやろうとすると大改造をしなければなりませんので、まあ、ちょっと苦しいところがありますが、今回はこんなところで手打ちです。

本当はMYCPU80についても考えなければならないのですが、さすがにとてもその余裕はありません。
ですのでMYCPU80については別途拡張用のコネクタボードなどを考えてみることにします。

それはそれとしまして。
今回の変更前の前回の画像と比べてみると、今回のほうがかえってすっきりまとまっているように思えます。
下に増設したコネクタのあたりをもう少し拡大してみました。

ちょっと手前味噌ですけれど、コネクタを増設して、かえってすっきりした配線にできたと思います。

CRTインターフェースボードの製作[第28回]
2016.10.4upload

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