標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第324回]

●[3]PC(プログラムカウンタ)回路の実装です

[第308回]で説明した作業です。
今回はPC(プログラムカウンタ)の回路を実装します。
実装する部分は、こちらのシルク図で、オレンジ色で着色したところです。

●組立作業を終わったところの写真です

写真をクリックすると拡大画像を見られます。今回はかなりサイズが大きい(約3.2MB)ので、インターネットの低速接続環境では、ダウンロードに時間がかかります。ご注意ください。
前回にも説明しましたが、A3スキャナで取り込んだ画像ですが、トグルスイッチの高さだけスキャナのガラス面から浮いていますから基板面がぼけてしまっています。



●動作テストの写真です

動作テストといっても、まだプログラムを実行する回路がありませんから、プログラムカウンタは永久にカウントアップを続けます。



写真中央よりも左上寄りにある、8個+8個のLEDが今回実装したPC(プログラムカウンタ)の表示LEDです。
写真では全点灯しているように見えますが、実際には、左の上位4ビット程度はカウントアップしている様子を目視することができます。
消費電流は約100mAです。PC(プログラムカウンタ)が高速でカウントアップしていて、それにともなってLEDの表示が変化するため、電流値もある程度の範囲で常に変動しています。こういう時はデジタルはだめです。時には100mAを超えるときがあって、全桁の数値が激しく変動するため、使い物になりません。
アナログは時代遅れのように思われていますが、こういうときこそアナログの出番です。

いつもお手軽デジカメには不満がいっぱい、なのですが、今回は珍しくピントが合ってくれました。
うれしかったので、100%サイズの画像もUPしました。
写真をクリックすると、拡大画像(実は100%サイズ)を見られます。サイズが大きい(約2.5MB)ので、インターネットの低速接続環境では、ダウンロードに時間がかかります。ご注意ください。

2009.9.2upload

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