2015.9.2
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第122回]


●[HC373]の基板を作り直すことに

前回からの続きです。

めでたし、めでたし。
なんてはしゃいでおれる状況ではありませんでした。
トランジスタの足にダイオードを追加するなんて組立キットは駄目でありましょう(しかも8本も!)。
ということになりますと、やっぱり基板を作り直すしかありません。

[HC373]の基板図は[第94回]でお見せしました。
パーツがこんなにびっしりつまった基板です。

ここにダイオードを8本も追加しなくてはなりません。
が。
よくよく眺めてみますと、ありがたいことに追加しなければならないあたりにちょうどダイオード1本分のスペースが空いています。
T14、T22、T30…の右側です。
これぞ天の助け。

なのでダイオードの追加はなんとかなりそうですが、もうひとつ直さなければならないところが出てきました。
基板上端の16pinコネクタのところです。
基板に余裕がなかったのでつい無理な配置をしてしまいました。
図でコネクタのすぐ下側にある横一列の部品がコネクタとぶつかってしまいます。
これをなんとかしなければいけません。
これはなかなかにやっかいです。

ああ、[第119回]でみつかった配線ミスも直さなければいけません。

以上の全てを直すのにたっぷり半日以上を費やしてしまいました。

修正が完了した基板図です。


こちらはシルク図のみの旧図面です。


修正後の図面です。


シルク図を表示しない旧図面です。


修正後の図面です。


やっと修正が完了しましたので基板を発注し直そうとしたのですが、そこでもう少しテストをしておかなければならないということを思い出しました。

テストをしてよかったのです。
そこでまた思わぬトラブルに遭遇してしまいました。
危ないところでした。
ここまでの修正で、もう大丈夫と思っていたのですけれど。
全然大丈夫なんかじゃありませんでした。

次回に続きます。

トランジスタでCPUをつくろう![第122回]
2015.9.2upload

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