法律のくすりやさん
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醜悪な妊娠・秋篠宮家 皇統を継ぐということ コメント 61〜102
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2.コメント31〜60
4.08/03/11〜09/01/09(期間表記に変更)
_ もりかわしみ ― 2007年10月24日 17時27分59秒

TAKE殿、お前は何様のつもりですか?
皇室はお前さんだけのものではないんですよ?我々国民のものであってお前さん1人のものではないんですよ?
それに議論を封殺したからとか言うが、そんなのあのときの懐妊発表で「出産まで見送るべきだ」と言った小泉を批判しろよ。親王が生まれて「いずれは改正する必要はあるかもしれないが今議論するものではない」と表明したこともな。天皇や皇族をエラそうに批判しておいてなぜ政治家を批判しない?

秋篠宮を批判するのはお門違いなんだよ。それに秋篠宮妃は野望があって妊娠したとか未だにほざいてるが、野望も何も両陛下が焦っていたからなんだよ。世継ぎができない、このままじゃ皇統は絶えてしまう、雅子妃にはもう子供は望めそうにない、そこで秋篠宮家に託した。すると見事妊娠し、生まれたのが偶然男子だった。両陛下は大変お喜びだった。
そもそも秋篠宮が野望を働いた、なんて思ってるのはお前とその賛同者だけだろ。皇太子妃が同じこと(あの時期に妊娠)をしたらそれは野望ではない?支離滅裂もいい加減にしろよ!

というか、お前こそ矛盾してるぞ。もともとお前は秋篠宮の血筋は全員排除するといっておきながら、なぜ秋篠宮の血筋である悠仁親王を皇太子家の養子にして皇位継承者にするとか、悠仁親王を愛子と結婚させようとか言うわけ?マジで意味がわからん。

anonymousさんのおっしゃるとおり、野望を働いたのは、もともと継承権のない愛子に継がせようとする一派だと思うね。

つーか、おまえのやってることは単純に秋篠宮家を侮辱してるだけだろ。おまえの書き込みは明らかに秋篠宮家に対する誹謗中傷でしかないよ。

あとな、ネチケットって言葉知ってるか?あなたはそれを無視してることに気づいてくださいね。ネットなら何を書いてもいいものではないんですよ?あなたが秋篠宮夫妻のしたことをどう思うのは勝手ですが、傷つけるようなことを書くなら自分のノートなりメモ用紙なりに書いてくださいね。誰も見ないから。
あなたの発言が、不特定多数の閲覧者を苦しめているということを自覚してくださいね。
それがわかったら、今すぐこのブログを削除し、気分を害した人たちに謝罪すべきです。もしそれでもわからないというならば、あなたはマナーを守れない人間だと判断します。
メールアドレスも添えてあるから、反論があるならメールでやっても構いませんよ?

aoinobaka@mail.goo.ne.jp

_ TAKE(管理人) ― 2007年10月24日 22時01分20秒

もりかわしみさま

広く意見を求めること、広く意見を発すること。

ネットで意見を出すということは、その前提がすべてに先立ち存在しています。

特定個人と秘密裏に話すのであれば、そもそもネットで発信などしません。

「ネットで話す」とはどういう意味なのか、その根底を理解もせずその程度の認識でしか話されない方と、個人的に話すことなどまったく無意味ですので、
謹んでお断りいたします。

蛇足ですが
安易にネチケットなどという言葉を使っている時点で、「ネット」という共有空間で話をすることの「意味」を理解していないことがわかりますので、お気をつけになられた方がよいと思います。。

_ TAKE(管理人) 追記 ― 2007年10月24日 22時05分34秒

言葉を理解せず自分に反対する意見は認めない。
そのような方と、メールを交わしても無駄でしょう。

なぜなら、いくら話そうと「自分と異なる意見」に聞く耳を持たないのですから。

>実際生まれてしまった以上は確かに「仕方がない」
>といえます。
>
>ではどうしたらいいか?ですが、

私はこのように書いているはずです。

「最悪」このまま皇太子家にNo.2(男宮)が生まれなかった場合「仕方なく」現状を解決するための手段として提示したものです。

これを「矛盾」というのであれば、やはり、文章をきちんと読解する能力が欠けているのでしょう。

_ もりかわしみ ― 2007年10月25日 14時10分36秒

>言葉を理解せず自分に反対する意見は認めない。
それはあんただろ。
自分にとって気に食わないことがあったら公然と偉そうに批判しておいて自分が批判されたら開き直ったり逆ギレするくせに。
確かにな、世の中一人ひとりみな意見は違うだろう。だがな、お前は俺に対して「言葉を理解せず自分に反対する意見は認めない。」と批判したが、先にも述べたようにそれはお前さん自身のことである。

>なぜなら、いくら話そうと「自分と異なる意見」に聞く耳を持たないのですから。
それも、お前さんのことだ。

>「最悪」このまま皇太子家にNo.2(男宮)が生まれなかった場合「仕方なく」現状を解決するための手段として提示したものです。
これを「矛盾」というのであれば、やはり、文章をきちんと読解する能力が欠けているのでしょう。

あのね、本当なら皇太子のもとに男子が生まれればいいものなんですよ。1人だけ生まれればそれでいいんです。現時点では皇太子家には0人、秋篠宮家には1人いらっしゃいます。今後秋篠宮家に2人3人生まれても、皇太子に親王が1人生まれれば順当になります。
これは当事者である皇太子も秋篠宮も、両陛下もご存知だと思います。
あと、俺があんたの文章を矛盾だと指摘したんは、先日に述べたように「秋篠宮の系統を排除したい」といっておきながら「悠仁親王を皇太子の養子として皇太子の次期天皇に・・・」とか「悠仁親王と愛子内親王を結婚させる」、ということだ。
2007年10月11日 13時55分14秒 より

あなたが本当に皇室を敬愛しているか否かが透けて見えます。それと、これは最初に言いたかったけど、俺はあなたの人格を疑います。

>そのような方と、メールを交わしても無駄でしょう。
俺がメールを推薦したのは不特定多数の閲覧者がいるうえ、第3者を傷つける可能性もあるから(実際あんたはanonymousさんをはじめ、多くの閲覧者を不快にさせたからね)。メールなら誰に見られることなく俺とお前さん2人で対話できるから。

_ TAKE(管理人) ― 2007年10月25日 17時37分04秒

何度も繰り返しますが、あなたと「だけ」話しているのではないので、お断りします。

後、「目の前から見えなくなればいい」という考え方が「稚拙」だとだけ言っておきましょう。

少なくとも私のブログである以上、公開非公開の権限は私にあります。

あなたが気に入らないからと言ってしたがう理由もありませんし、「みんなもそう思っている」と自分の責任すら逃げている人の言葉に重みなどないでしょう。

ところで、私の意見って、逆ギレで書いてあることありましたかね?

感情的表現は多用しているかもしれませんが、
すべて「論理」は一貫して通した書き方をしていると思いますが。

人の論理の「間違い」を指摘するのではなく論理の「存在」を認めようとしない。
さらには、感情だけでしか話をせず、自己の論理の矛盾を指摘されても「そんなことは関係ない」と考えようともしない。
(改めなさいとはいいません。ですが、少なくとも考えるくらいの頭は必要だと思います)

それでは、人と対話などできないでしょう。
少なくとも「対話の基本」くらいは身に付けられた方がよいと思います。

たとえネットという仮想空間で「ネチケット」などと、特殊な世界のように勘違いされている方でも、「ネットの向こうには人がいる」という前提を意識していないのは問題ですので。

後、たとえ嫌いな相手であっても「解決策」を考えるのは当たり前です。

「嫌いだから消滅させてしまえばいい」「嫌いな相手のことなど考えてやる必要などない」というのは、社会生活をおくる上で問題となりますのでご注意を。

_ anonymous ― 2007年11月03日 12時09分18秒

あの時点での秋篠宮と紀子妃の行動については品性というものを感じられません。秋篠宮についてはそれまでの言動その他から嫌悪感がありましたが、紀子妃についてはそのような考えを持っていませんでしたので、う〜んという感じです。あのような状況での妊娠でなければ、昭和天皇が昔述べたように男の子が生まれなければ他の宮家につがせればいいのではないかと、考えたと思うんですけどね。今は、紀子妃が親王をだいて笑っている姿すら嫌悪感を覚えます。

_ 通りすがりのネットユーザー ― 2008年01月05日 10時29分16秒

宮家の使命は天皇及び皇太子に世継ぎの男子が
いない場合、男子を儲けて皇統を存続させることです。

愛し合う夫婦に第三子が生まれることは祝福されることですし
秋篠宮ご夫妻は悠仁殿下をもうけたことによって
筆頭宮家の義務も果たしたのです。
それをなぜ非難するのですか?
愛子内親王に正当な皇位継承権があるのに
秋篠宮家が悪質な陰謀でそれを奪おうとしたわけでも無いのに
秋篠宮家を非難するキチガイに味方されても
東宮家のイメージはますます悪くなるだけでしょう。
今上陛下は一般人なら悠々自適の年金生活を楽しむ
年代ですが、癌にもかかわらずハードな公務をこなしています。
愛子内親王がそのような人生を回避できるのを
両親として子供にまともな愛情を感じるなら
東宮家は秋篠宮ご夫妻感謝すべきでしょう。

今上陛下と同じ苦難の連続の人生を歩むよりも
一般庶民の生涯賃金に匹敵する支度金をもらい
愛する男性と結婚するか、生涯独身でも紀宮様のように
好きな仕事と公務のバランスが取れた充実した生活を
送る方が愛子内親王は幸福だと思いませんか?
もっとも愛子内親王を即位させ、皇室利権を貪りたい連中には
悠仁殿下は仇敵以外の何者でも無いでしょうが。

_ TAKE(管理人) ― 2008年01月06日 01時13分35秒

コメントありがとうございました。

>宮家の使命は天皇及び皇太子に世継ぎの男子が
>いない場合、男子を儲けて皇統を存続させることです。

確かにその通りだと思います。
ただ何度も言うとおり、「時と場合」を考えることも「上に立つ者」にとっては必要だと考えます。

私の持論は、コメント等後から追加したものまで読めば判ると思います。
あの「時」に子供を作るのは「上に立つ者」としては認められない。
という一点に尽きます。

あの時に、「妊娠させるために努力した」という事が、間違っているといっているのです。

>秋篠宮家が悪質な陰謀でそれを奪おうとしたわけでも無いのに
>秋篠宮家を非難するキチガイに味方されても
>東宮家のイメージはますます悪くなるだけでしょう。

私から見れば一種の悪質な陰謀です。

あの状況で「妊娠するかどうか?」は天の所業でしょうが、
「妊娠させるためにSEXするかどうか」は、秋篠宮殿下の所業です。

だから、妊娠したことを喜べという人については、
あの時期に「妊娠させようとした」秋篠宮の所業を「何も考えていない」とスルーして良いのか?と問うているのです。

「何も考えていない」なら、無知
「判っていてやった(SEXした)」なら、議論の機会をSEXによって奪う無恥な行為。

これが、私の考え方の基本です。

通りすがりのネットユーザーさんはこの点を、いかが考えられるのでしょうか?

_ 三千院 ― 2008年01月06日 03時46分15秒

管理人様

通りすがりのものです、今回初めて拝見させて頂きました。
一つだけ情報提供させてください。


「もりかわしみ」という人物が下世話なコメントを粘着して寄せていますが、一々誠実な回答をなされている管理人さんに頭が下がります。

こいつはウィキペディアで雅子さま関連の項目に対し、多数のソックパペットを用いて執拗に荒らし行為を行い編集ブロックされたり、葵龍夫さんのHPに「佐藤 佳昭」等複数の名前を用いて非倫理的な言動や卑猥な画像のメールを乱発したりしている変質者です(もりかわしみ でググッてみたら他にも多数出ますよ)。
特徴は「文章読解力・表現力の著しい欠如」「自分と違う意見には火病」「粘着」等。

ネチケット 等とほざいていたようですが、そんな言葉を発する事すらおこがましい人物であり、いろんなサイトの嫌われ者です。相手にしても無意味であり、際限なく湧いて来て非常に不愉快だと思われますので、今後は完全スルーがよろしいかと思います。

失礼致しました。

_ 通りすがり ― 2008年01月21日 03時19分38秒

初めまして。通りすがりの者です。

何度かノブレスオブリージュと仰っていますね。上に立つ秋篠宮殿下は下々の者達とは違って高貴なるお方なのだから、高貴な行動を取らねばならなかった、と。

全く同感です。

但し私の考える「高貴なる行動」とは「皇室典範改正議論の収束を待つこと」ではありません。

あの時点での男系男子誕生の可能性は、貴方の仰る側室制度の復活か、秋篠宮家に限らず何れかの宮家での誕生しか有り得ませんでした。女系容認は論外として、その二つしか選択肢はなかった。そこで側室制度を選ばなかったことを非難されているようですが、ここでノブレスオブリージュが出てきます。

皇室は日本国民の精神的支柱であり、それを構成する宮家の各御家族は日本国民の範たる存在でなければなりません。貴方の仰るように確かに皇室典範には側室制度の禁止はありませんし過去には側室制度を設ける伝統もありました。しかし、民法で一夫一妻制となりそれを守っている国民の前で大っぴらに側室を設けるのは如何なものかという点が顧慮されていないように思えます。
繰り返しますが、皇室は日本国民の範たるべき存在です。「陛下が、殿下がやっているから」という理由で民法の規定を守らない国民が出てきてしまっては、皇室の役割を果たせていないと考えます。ノブレスオブリージュは、より厳しい規律を自らに課すことです。下々の者とは違う義務があるからそのために下々よりも緩い規律が適用される、というのであれば高貴である意味が消失してしまいます。

従って、二つしか無い選択肢の内、望ましいのは後者、何れかの宮家の男子ご懐妊です。その望ましい選択を殿下は行われた。そして見事成し遂げられた。これに尽きます。失敗してご懐妊されなかったとしても、女子ご懐妊だったとしても、私は殿下を尊敬します。

尚、言論封殺だとかは全くの言い掛かりです。天皇陛下に男子の孫がただのお一人も生まれていない、という大きな問題があったからこそ皇室典範改正議論が起こったわけで、問題の当事者である殿下がこれを解決……とまでは行きませんが、先送りされたのは評価されて然るべきです。
「今までの制度を維持したいが、もはや維持できないから、制度をどう壊せば被害が一番少ないか」という議論をしていたところに、今までの制度を維持できる可能性を実例で示しただけのことですからね。議論をできなくしたのではなく、したくない議論をしなくても良くしたのです。これは間違っても卑怯だとか非難される謂われはありません。

_ 藤原朝臣 ― 2008年01月21日 22時14分13秒

久々にコメントします。

以前コメントして言いたかった内容が的確にかつ理論的にまとめられており、上記「通りすがり」さんの意見に賛同します。

仰るとおり、皇室は日本国民の精神的支柱であるとともに、日本国民たる模範であると考えます。よって模範たる皇室がかつては確かに伝統であった側室制度を皇太子妃に男子が授からないために採用するかということは現代においては国民の模範とはなりえないことは確実です。

秋篠宮殿下は皇統を護るため宮家の最大の重要な役割を果たされた、それまでのことであり、有識者会議の言論を封殺したものではないことは誰の目から見ても明白です。

有識者会議自体、小泉元首相の誤った認識により女系天皇論者ばかりを集めた会議で女系天皇誕生への道筋を付けさせかけた、この人唯一の悪政だと思っています。状況下、やむを得ずこの方向への議論をしていたとしてもこの会議メンバーの常識を疑わずにはいられません。

よってこのような会議の言論を封殺しようがしまいが、どうでも良いことですが、ご降誕された秋篠若宮殿下が皇位継承順位第3位であることは日本国民が間違いなく認めるれっきとした事実です。

とはいうものの、皇統に係る全ての問題解決となったわけではなく、皇位継承問題が3〜40年延伸されたに過ぎません。いづれ皇統の安定継承論が再燃する可能性を残しています。

有識者会議報告では、伝統は伝統として時代にあったものに考えていいくことも必要云々・・とありますが、時代に合わせたものとすることでこれまでの伝統と全く違ったものになってしまう=即ち伝統が途絶えることにあることを念頭に置いておく必要があります。

皇室には如何なる手法で連綿と2000年も皇統を繋いできた伝統があり、このルールである男子男系の皇位継承と皇族養子の禁止は絶対護らねばなりません。

先々にこのような皇統断絶の危機(今回は4回目)を招かないためにも、早期に制度として旧宮家皇族殿下方の復帰を進めなくてはならないと思っております。

_ 通行人 ― 2008年01月31日 23時53分55秒

 ここまで、興味深く読ませていただきました。私は、皇室が無くならなければそれでいいや〜、ぐらいの考えの持ち主なのですが、ちょっと疑問に思ったので、コメントさせていただきます。
 あのタイミングでの秋篠宮妃の妊娠を醜悪、野望とおっしゃてますが、あのまま改正化となっていれば、間違いなく愛子天皇が誕生していたでしょう。あなたのおっしゃるとおり、皇太子が側室を持ち子をなすことも可能なのに。いや、雅子様もまだ努力をされているからこそ、いまだに静養中なのかもしれません。そういったことは議論されないまま、話が進んでいたのは、あなた様もご存知でしょう。誰もいないのならば、愛子様でもかまいませんが、できれば、伝統どうり男系でつないで欲しいと思いますよね。
 あの妊娠で、議論は一時白紙になった。結構じゃないですか。今こそ声をあげて側室制度の復興をさけばれたらどうですか。皇太子に男児が授かれば、その時点であなたのいう正しい継承が行われます。
 秋篠宮は、いや、皇族方はそう考えてあの時期、妊娠に踏み切られたのではないかと思いますよ。こういう時の為の宮家なのですし。
 あの妊娠を醜悪というのは、やはりおかしいのではないでしょうか?

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月03日 02時11分57秒

通りすがりさん、藤原さん、通行人さん。コメントありがとうございます。

最近忙しかったことと、民主党の行動があまりに「アレ」すぎで馬鹿らしくなったこと。また、何度も同じ事を書くのが面倒に感じていたため、コメントから遠ざかっていました。

さて、本当に「何度も同じこと」を書くのは疲れてくるのですが、

コメントされた方々は、
『結果』や『目的』で、『行動の是非』を決めて構わない。
と言っていられるのですね。

今回の一件は、どのように言い繕おうと、
「事実」を冷静に判断すれば、『「行動」で「言論」を停止させた』
この一点が揺らぐ事がありません。

これを肯定するという事は、
「言論がまともに成り立たないならば、武力行使で黙らせても構わない」
「自分の意見が言論として通らなければ、武力行使で制圧して構わない」
という事を言っているのと同じです。

それは、テロだろうが戦争だろうが
「強いものが武力で勝って押し通せば、その行為は『正義』と呼んで構わない」
という理屈です。

仮に「実力行使」を天皇陛下や皇太子殿下が奨めているなら別でしょう。
しかし、今回の一件は、おそらく「秋篠宮家陣営」の独断だと考えます。

だから「結果が良かった」(男宮が生まれた)という事実があったのしても、
「行為を肯定すること」は認められない。

この一言に尽きます。

詳しい話は「今まで書いてきたこと」の通りですから省きますが、どれだけ言葉を飾ったところで、皆さんが言っていることは、
(状況に応じて)「力で言葉を踏みにじっても構わない」
この肯定です。

私は、『力で言葉を踏みにじること』は、
他に手段がほとんどなかった時などは「仕方がなかった」と思うことはりますが、それでも「良かったこと」と肯定する事はできません。

だから、秋篠宮家についても、
最悪「仕方がなかったかも?」と思う事はあっても、
「良かった」と思う事はありえません。

また、思考を重ねれば重ねるほど、「他の道はまだいくつもあった」ので、「仕方がなかった」とすら思えません。

結局、何度も繰り返しますが
「他の努力・方法はいくつもあった」にも関わらず
「力(実力行使)で言論を封じ込めた」
だから「秋篠宮夫妻を認めることはできない」

これが私の考えの基本です。
この基本を覆す意見があるならまだしも、
「結果」や「目的」から、「行為」に目をそむけた議論は、どこまで行っても私には通じません。

なぜなら、その考えは「正義」と名づける事ができれば、
「テロ・戦争・クーデター」そして「人殺し」を
『良かったこと』とする事ですから。

_ TAKE(管理人) 追記 ― 2008年02月03日 12時54分28秒

過激に書いてますが、私の持論は簡単です。

1・有識者会議という場所で、天皇制の継承の仕方について「話し合うこと」になっていた。
(「話し合い」の結果「方針が決まる」可能性もありましたが、「必ず決まる」という事でもありません。その後「国会による法制定」が必要である以上、あくまで有識者会議は「最初の『話し合い』」でしかありません。)

2・秋篠宮家は「妊娠する行為」に及んだ。

3・「妊娠すれば議論が中止になること」は、誰でも容易に想像できた。

この3点が前提として存在しています。

そして、私の問題視している事は

どれだけ無能な「話し合い」であっても、その「話し合い」を「力(行動)」で封じ込めることが許されるのか?
(または「良い事」と褒め称えるのか?)
です。

私としては、力(行為)による言論の抑制・封殺は、
「多くの一般人から見ても」「他に有効な手段が一切なく」「行使しなかった場合、遥かに大きい損害が予測できる」最悪の場合に限り、
『仕方がない』と考えます。

しかしそれでも、『「最悪の手段」だが仕方がない』という消極的な肯定が限界です。

ここで秋篠宮家の行為を肯定しまたは褒め称えている人は、この「力による言論の封殺」という『事実』をどう考えているのでしょうか?

「天皇家だから」「皇室批判をする事は間違っているから」(尊い・偉い人に逆らうことは間違っているから)という、盲目的な権威崇拝論や
「命の誕生は尊いから」などという、安易な生命崇拝論で語るのではなく、

事実を見据え「他に方法がなかった」という根拠を示して欲しいと思います。
私は、明確な根拠を示してくれれば同意するかもしれませんが、今回の一件はどこまで行っても、「他に方法は幾らでもあった」という事実がある以上、「最悪な手段」を取った秋篠宮家を肯定する根拠が一切見当たりません。

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最後に、今回のように小さな「力で言論を封殺すること」を「そんな小さなこと」と言い出す人がいるでしょうが、そのような人は最終的に、テロ・戦争・クーデターや身近な虐待・DVやワンマン社長による暴走などについても批判することなどできないでしょう。
彼らが振るっているのは、まさに「言葉を言わせなくする力」を、少し大きくしただけの事ですから。

些細なことなら『問答無用』でも構わない。

今回の事を肯定する人は、結局、こういっているだけです。

そんな「大小」という安易な基準で「重要な事を」認めるかどうか決める。
その考え方に問題は無いのですか?

_ 通りすがり ― 2008年02月04日 04時22分05秒

>『結果』や『目的』で、『行動の是非』を決めて構わない。

その通りです。極論すれば、人を救う目的で人を殺すのは許されると思っています。幼い兄弟を守るために暴力を振るう親を殺害した子供がいましたが、彼の行動はその目的によって是とされると考えます。アメリカが人道的云々といって各地で戦争をしている行動は「表面上の目的」に過ぎず、実際には「経済的理由」での行動であるので非とされると考えます。

殺人すら目的によって是とされるので、言論の停止などは問題になりません。言論も所詮は人間の行動の一つで、力もあります。「いじめ」だって、いじめる側・傍観する側の間で「こいつはいじめても良い」という言論のコンセンサスが取れている場合があります。言論は万能じゃありません。まして神聖にして侵すまじきものであるというような捉え方は全く現実に即していない夢想主義者のごときものだと思います。

>今回の一件は、どのように言い繕おうと、
>「事実」を冷静に判断すれば、『「行動」で「言論」を停止させた』
>この一点が揺らぐ事がありません。

別に言い繕うつもりはありません。それは事実であり、素晴らしい事実です。大体言論を停止したと言っても、別に言論自体を禁止したわけではないでしょう。言論によって実際に皇室に影響を与えるからこそ話し合っていた人達が、皇室に与える影響が小さくなったから馬鹿馬鹿しくなって止めただけのことです。勝手に続ければよいのです。政府にとって都合の悪い言論を唱える者を片っ端から検挙して牢にぶち込んでいた時代と一緒にしないでいただきたいものです。

そして先程書いたように、「問題が起きていて、どう解決するかが話し合われていた」ときに「問題を解決(先延ばし)した」のであって、まさに貴方の言う「目的」がしっかりしている。だから是とするのです。

>これを肯定するという事は、
>「言論がまともに成り立たないならば、武力行使で黙らせても構わない」
>「自分の意見が言論として通らなければ、武力行使で制圧して構わない」
>という事を言っているのと同じです。

何故それらの暴論と同じことになるのか全く理解できません。黙らせたのではなく、議論が意味を無くすように前提を崩しただけです。古い前提のまま無意味な議論を続けるもよし、新しい前提で議論を仕切り直すのもよし、という状況であって、議論自体を禁止していないのですから。

そして「自分の意見が通らないならば」と言いますが、皇族に向かってそれを言いますか?
そんなに言論を絶対視するなら、憲法を改正して皇族も自分の意見を正式に表明できるようにすべきだと主張すべきでしょう。
当事者のいない所で彼らの継承問題を「話し合う」ことをおかしいとは思わないのですか?

_ 通りすがり ― 2008年02月04日 04時46分37秒

>1・有識者会議という場所で、天皇制の継承の仕方について「話し合うこと」になっていた。
(「話し合い」の結果「方針が決まる」可能性もありましたが、「必ず決まる」という事でもありません。その後「国会による法制定」が必要である以上、あくまで有識者会議は「最初の『話し合い』」でしかありません。)

>2・秋篠宮家は「妊娠する行為」に及んだ。

>3・「妊娠すれば議論が中止になること」は、誰でも容易に想像できた。

同じ事を二度申しますが、これは大前提が抜けているのです。

0. 天皇家に男子の孫が生まれていないという「問題」が発生していた

1. 「問題解決の方法を探るために」有識者会議という場所で、天皇制の継承の仕方について「話し合うこと」になっていた

2. 秋篠宮家は「問題を解決するために」「妊娠する行為」に及んだ

3. 問題解決のための議論であるので、問題が解決されれば議論が意味を為さなくなることは明確である

このように、0番の大前提を顧慮すれば何らおかしいことはありません。

貴方には「何のための議論か?」という視点が完全に抜け落ちており、「一旦議論が始まったからにはその議論が始まったときの前提は崩されるべきではない」という意味不明な信条に基づいたこじつけのような無理矢理な批判しかありません。(これは結局貴方が秋篠宮殿下を嫌っていて批判のための批判をしているからではないかと推測しますが、本筋から逸れるので置いておきます)
どんな議論だって、議論が長く続いてその間に前提が変わってくることはあり、そうした場合は変化した前提に柔軟に対応するのが普通です。(例えば温暖化問題で「ゆっくり話し合おう」となっていたのが水没する国が出始めて「急いで話し合おう」となったり、逆に何らかの原因で温暖化が止まったら「無駄だから話すのはやめよう」ということになるでしょう)
このように前提が変わるのは良くあることだし、前提を変えようとする行動は言論とは完全に独立しており、全く関係ないものです。結果的に言論が止まるとしても、止まることが始めから予測できていたとしても。

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月04日 22時32分21秒

通りすがりさん、コメントありがとうございます。

>>『結果』や『目的』で、『行動の是非』を決めて構わない。

という理論を取っている時点で、すでに話がどこまでもかみ合わないのですが、まあそれはいいでしょう。

ただ、私は通りすがりさんの言うような人殺しについては、「最悪、仕方がない」という考えはとりますが、だからといって「罪がない」とは考えません。

単に「社会的に罰せられない」「法で裁ける行為でない」というだけのことで、「行動」自体は「罪」を持つと考えています。

※「罪がある」=「必ず罰がある」という事ではありません。


また「天皇制の問題」に戻れば、

>0. 天皇家に男子の孫が生まれていないという「問題」が発生していた

これの「どの部分」が問題だったと思いますか?

私からすれば、「天皇=男でなければならない」という「視野狭窄」こそが問題だと考えます。

なぜ、天皇が女性であってはいけないのでしょうか?

遺伝子説など、現代科学を捻じ曲げた「理屈にならない理屈」は、通用しません。

法律によりというなら、その法律の根拠はどこにありますか?
旧皇室典範であれば、単に「明治時代に決められた法律」にすぎません。
(というか、法律に天皇制の根拠を置くのであれば、法律による天皇制の改正を考えることも許されるはずです。ならば、女系天皇制に変化することも許されるはずです。)

歴史的にというならば、元々、「女系天皇がいたこと」も事実ですし、古典を紐解けば、当たり前のように「女東宮」という概念も存在しています。

なのに「絶対の真理」のごとく「天皇=男」としか考えない。
そこに疑問を感じます。

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さらに、仮に「男系天皇しか認めない」となったとしても、
秋篠宮家の今までの行動、および現状をみれば、

『次期後継者』が、どこにも存在していません。

ここに問題はないのでしょうか?

天皇陛下がいて、後継者の「東宮」は存在しています。

ならば、「次期東宮」はどこにいるのですか?

秋篠宮殿下は、あくまで「皇子」です。
今の徳仁親王が天皇に即位されたら、「皇弟(皇太弟)」でしかありません。

そして「皇太弟」は、あくまで「東宮(皇太子)」が生まれるまでの「予備」にしか過ぎません。

結局、「天皇家」とくくっていますが

「天皇家」および「後継者である皇太子家」と
「後継者のスペア」に過ぎない「秋篠宮家」では、存在理由および行動理由。社会的地位も全く異なります。

この点をどう考えられているのでしょうか?

何度も言いますが、あくまで「秋篠宮家」は「天皇家」および「後継者皇太子家」(いわゆる主家)を補佐するための「宗家筋(分家)」に過ぎません。

なのに「主家」のように行動している。

この時点で、私は「秋篠宮家が勘違いをしている」と考えます。

なお、私は前に一度書いていますが( 2007年10月11日コメント)
「主家筋」を正しく伝えるのであれば、「悠仁親王殿下を皇太子家に養子として迎え、『次期東宮』と定めること」または「「愛子内親王殿下と悠仁親王殿下を婚姻させ、お二人の間に生まれてくる男宮を次期東宮にする」という手段を取る事を薦めます。

今の問題を王権(後継者問題)と考えるならば、
「後継者」とは、あくまで「東宮」です。

ならば、東宮の『下』に「次期東宮(候補)」を置く。
そして、徳仁親王が即位した後、「東宮候補」を「東宮(後継者)」として定める。

これが基本だと思います。

元々、「主家が絶えるから」という事で、「分家から主家に養子を出す」。これは、今でも普通にあることですし、歴史上「天皇家でも」行われてきた事です。

少なくとも、このように「正当な後継者」を作る努力をしているのならば、秋篠宮家を肯定もするでしょう。

ですが、未だに「スペアのスペア」を作っただけでしかない、「今の秋篠宮」を肯定する事はできません。

この中途半端な行為も、「皇族としても不十分」と断ずる根拠の一つです。


通りすがりさんは、「スペアのスペア」を作ることと、「正当な後継者」を作ること、どちらが正しいと考えられますか?

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月04日 22時47分16秒

後、「秋篠宮家」を「醜悪」と断じて、さらに『宮家』としても失格だと考えているのは、やっている事が全部『中途半端だから』というところが大きいです。

妊娠するにしろしないにしろ、「もっとやりようがあった」。

なのに、その努力もせずに、安易に「妊娠」して、安易に「発表」、安易に「出産」、安易に「子育て」と、今も安易に時間だけをたれ流している。

それが、『上に立つ者』として為すべきことを為していないと言っている部分です。

だからこそ、「醜悪」か、そうでなければ、ただの「無能」だといっているのです。

男宮を産んだら、天皇の補佐としてなすべきことは終わりなのですか?
その男宮が次期天皇になる事が判っているのなら、やることは「宮家の子供」として育てるのですか?
(宮家と皇太子家は同格なのですか?)

そんな、いい加減な考えで天皇制を維持するのですか?

結局、どこまでいっても「中途半端な考えと行動」(と野心)しか持っていない。
それが、今の秋篠宮殿下が自ら示している姿です。

_ 通りすがり ― 2008年02月05日 03時03分52秒

>>0. 天皇家に男子の孫が生まれていないという「問題」が発生していた

>これの「どの部分」が問題だったと思いますか?

上で「女系容認は論外」と書いていたのに反論されなかったこと、側室論を唱えていることから、この点に関しては合意が得られていると思っていたのですが……。

皇統とは男系男子の血統によって今まで守られてきたものであり、女性はともかく女系天皇を認めることはすなわち天皇制の事実上の破壊だからです。

天皇とは何か?といえば、男系によって継承されてきた血統を持つ皇族という家系の当主であり、それ以上でもそれ以下でもないのです。皇室典範の決まりに則って選出される者、ではないのです。天皇は皇室典範の決まりに則って選ばれますが、これは偶々今の制度がそうなっているだけであり、天皇の定義ではないのです。

>「女系天皇がいたこと」も事実ですし

女性天皇です。女系ではありません。歴史上、ただの一人としていたことはありません。

>「女東宮」という概念も存在しています。

別に女性天皇がいても良いのですから、女東宮がいても何ら問題はないでしょう。でも女系天皇はいません。

>なのに「絶対の真理」のごとく「天皇=男」としか考えない。

確かに「天皇=男」は絶対の真理ではありませんね。「天皇=男系」こそが絶対の真理です。あなたこそ「後継者=長男(場合によっては長子?)」ということを絶対の真理のように捉えていらっしゃいますが、そんな伝統は天皇家にはありませんよ?ただ「男系」という原理のみが、一つの例外もなく貫かれています。皇太弟の即位した例など幾つもあります。

>ならば、「次期東宮」はどこにいるのですか?

現状の皇室典範の規定に従えば、秋篠宮殿下が次期東宮です。また、女性天皇を認める改正が為されるなら皇太孫であらせられる愛子さまが次期(女)東宮です。また、現状の皇室典範のままで皇太子殿下に男宮が生まれればその宮が次期東宮です。

>「天皇家」および「後継者である皇太子家」と
>「後継者のスペア」に過ぎない「秋篠宮家」では、存在理由および行動理由。社会的地位も全く異なります。
>何度も言いますが、あくまで「秋篠宮家」は「天皇家」および「後継者皇太子家」(いわゆる主家)を補佐するための「宗家筋(分家)」に過ぎません。

どう思うかと問われても、あなたの言う「後継者は長男であるべき」という原理に根拠が示されていないので、そもそも事実として受け入れられません。皇太子殿下にお子様がいない以上秋篠宮殿下は次期東宮なのであって、単なる傍流の一家系として見ることはできません。それこそ、他の宮家とは一線を画す存在です。(実際「筆頭宮家」と呼ばれ名前の上でも区別されています)

>通りすがりさんは、「スペアのスペア」を作ることと、「正当な後継者」を作ること、どちらが正しいと考えられますか?

「正当な後継者」と言われましても、皇太子殿下が即位されたとき男宮を授かっていなければ、秋篠宮殿下その人が「正当な後継者」なんですが。皇室は男系でさえあればよく、別に長男が継がねばならないものではないので。

養子に関しては、悠仁親王殿下に弟君が生まれ(秋篠宮家の次代への存続が見込め)、悠仁親王ご自身が了承した場合、出しても別に構わないと考えます。ただ、それにも皇室典範の改正が必要(第9条)ですけどね。愛子さまとの婚姻は避けた方が良いと思います。これは単純に近親婚による遺伝的弊害の回避という意味です。

>後、「秋篠宮家」を「醜悪」と断じて、さらに『宮家』としても失格だと考えているのは、やっている事が全部『中途半端だから』というところが大きいです。

おや、「行動により言論を停止させた事実」ただ一点だけが問題なのではなかったのですか?

>その男宮が次期天皇になる事が判っているのなら、やることは「宮家の子供」として育てるのですか?

なるとしても次々々期天皇ですがまぁそれは置いておいて。

まだ決まったわけではありません。そして決まっていないからには「将来天皇になる可能性がある」としか言えません。

もし、その可能性ある者の親は誰もが子に帝王学を学ばせねばならないと主張されるのだとしたら……。
あなたはまず、天皇陛下が秋篠宮殿下にそれをしなかったことを批判しなくてはならないはずです。

そして、今までのことを考えれば別に宮家の子としての教育を受けてきた方が即位したこともあり、その際にも特に不都合は生じなかったどころか、逆に良い作用を齎したことすらあります。

(これはあなたが絶対的と言って良いほど尊重している言論である「皇室典範に関する有識者会議」で発言されたことです。
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai6/6siryou3.html
 ↑このページの光格天皇に関する部分)

全体的に、あなたの「醜悪」の論は、二つの原理
・言論は絶対にして侵すまじきものである
・皇統は男系ではなく長子によって継承されるべきものである
によって支えられていますが、これらは二つとも極めて根拠に乏しいものです。前者は既にあなたが「話がどこまでも噛み合わない」と言って論じることを放棄していますし、後者は日本の皇統・天皇制にまつわる伝統を全く無視し、西洋の王族の単なる慣習を絶対的な真理のごときものとして勝手に取り入れているに過ぎません。(西洋の王族の在り方を否定するつもりはありませんが、これが全世界の王族全てに適応できる一般的な原理であると認めることは到底できるものではありません)

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月05日 17時36分06秒

女系天皇と女性天皇を混同していたことは、誤りでした。この点はお詫びします。

私も、「できる限り男系天皇の方が望ましい」という考え方を持っています。

その上で、
「秋篠宮殿下が天皇になること」は反対する。
これが、私の基本となる立ち移置です。

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>皇太子殿下が即位されたとき男宮を授かっていなければ、秋篠宮殿下その人が「正当な後継者」なんですが。皇室は男系でさえあればよく、別に長男が継がねばならないものではないので。

皇太子徳仁親王が天皇陛下になった「後」でも、皇太子徳仁親王に”男宮が生まれたら”順位は、変動します。
『皇室典範第2条』

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結局、秋篠宮殿下(以下)は、
「徳仁親王に男宮が生まれなくて、徳仁親王が死亡なされた時」、「後継者になる」という

『後継者のスペア』です。
この「大前提」はどこまでいっても崩れていません。

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また、後継者教育についていえば、「後継者への教育」と「後継者のスペアへの教育」は違います。
ですから、異なる教育であるのが当然でしょう。
「同じ教育」の方が問題です。

……ただ、先にも書きましたが「後継者としての教育」も今ひとつだったとは思います。

さらに、「スペアでも、天皇になってから教育を受けることはできる」

これも、その通りだと思います。

ですが、「スペア」はあくまで「スペア」です。
どこまでいっても「後継者」ではありません。

この”後継者とスペアの違い”は西洋とか東洋とか関係なく、どこにでも存在しています。

この”違い”を理解できないのであれば、そもそも議論できないでしょう。
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さらに、「長子」でなければならない。と書いた覚えもありません。

確かに「ご懐妊当時」は秋篠宮家に天皇を継がせるつもりはないという考え方はしていましたが、「男宮」が生まれた以上、「そうは言っても、現状を利用する方法はないか?」という事も視野には入っています。

その結果、「男宮が生まれた以上、それを好機とする手法」についても記述してあるはずです。

これは、「八木理論」でも、CおよびDとして認めているはずです。

なので、10月11日に書きましたが、
「愛子内親王殿下(NO.2’)と悠仁親王殿下(No.4)を婚姻させ」る。
これにより、”「悠仁親王殿下をNo.3に格上げする」または「お二人の間に生まれてくる男宮をNo.2にする」という手段が取れる”はずです。

この点について、何も書かれていないのですがどうなのでしょう?

厳しい言い方になりますが、通りすがりさんのような方でも
「男宮が生まれた、何とか血が繋げる。よかったよかった」(だから批判してはならない)
と、そこで思考が停止していると思われます。

多くの天皇擁護者がいますが、
私からすれば「きちんと考えて、擁護して欲しい」の一言に尽きます。

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……で、繰り返しますが、八木理論に基づくならば

「女系天皇は認めない」が(大前提)
「天皇の御子が女性の場合、『女子天皇を容認する』」
(愛子内親王殿下が女東宮となり、天皇となることを認める)事もある。

と共に、「女子天皇と男系血統保持者と婚姻することにより、男系を継承させる」(愛子内親王殿下と悠仁親王殿下を婚姻させ、男宮を求める)

これが可能なはずですが、いかが考えますか?
これを、男宮が生まれた「今」、制度として認める好機だと私は思いますが、どうでしょうか?

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後、目をそらしている人が多いようですが、
「皇太子の子」=「雅子妃殿下の子」ではありません。

側室制度だけではなく、後妻という手もあります。

「生まれないから離婚するとは何事か?」という人もいるでしょうが、
「生まれなければ生まれるように努力する(他の妻を迎える)」事を、『道具扱いして』”おかしい”というのであれば、
そもそも「男宮を作るのが仕事」と言うこと自体がおかしな話です。

結局、「男宮を産むのが仕事」といいながら、「産まれなくても構わない」というのであれば、

そんな中途半端な”いいかげんな考え”で、語っているという事です。

※※ さらに言えば、「雅子妃殿下がお亡くなりになった後、後妻を迎える」という可能性も『ある』んですがね。

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このような考え方などについて、

「その時考えればいい」というかもしれませんが、

「その状況の時に初めて考えればいい」というのは、しょせん他人に責任を持たない立場の人がやることです。
上に立つ人や、そのまわりには許されません。

上の人であれば、「幾つもの可能性を予測し」最終的に「その状況になった時、予測した選択肢の中から選択する」ように努めるのが義務です。

この事を理解できないのであれば、西洋風に言えば「ノブレスオブリージュ」、東洋風に言っても、「地位あるものとしての義務」をまったく理解できないでしょう。

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月05日 18時17分12秒

その都度、回答しているので、色々混ざってしまって混乱しそうなので、
私の考え方をもう一度まとめたいと思います。

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前提

1.秋篠宮殿下は、皇太子補佐として「問題のある行動を取った」(『穢れた』)

2.したがって、秋篠宮殿下は「天皇にふさわしくない人物」である。

3.秋篠宮殿下に生まれた、悠仁親王殿下も、”穢れ”を受け継いだ「可能性」があるので、あまりふさわしくない可能性がある。

4.現在の皇太子には女宮しかいない。

これが「前提」です。
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対策

A.皇太子に男宮が授かるよう最大の努力をする。
(側室・後妻・雅子妃殿下の努力)

B.男系天皇を皇太子家の血筋に継承できるように、
  愛子内親王と男系保持者と婚姻させる。

b' この時、お相手としては「悠仁親王殿下」がよい。
 (秋篠宮殿下の”穢れ”は、愛子内親王(先祖から伝わる血)によって祓われる)

C.男系天皇制を廃止する。

D.何も考えず、ただ男宮万歳と唱えて気にしない。

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だいたいこのような所でしょうか。

さて、対策についてですが、
私の中で、最悪C.はありますが、D.は論外です。
……おそらく多くの方はD.ですが(笑)

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この私の考えを崩すには、
前提において「1.の否定」が必要になるでしょう。

この件について「男宮が生まれたのだから、行為の善悪を問うな」という人がいますが、それは論外です。結果は、常に行動の「後」に来るものです。
「結果」で「行動の是非」を語っていいのは「後から語る人」だけです。
「上に立つ者」「責任ある人」には許されません。

「上に立つ者」に必要なのは「予測に基づく行動」です。

そして、秋篠宮殿下は、現に「上に立つ者」であり「後から語る者」ではありません。

そこで秋篠宮殿下の行動を、「予測と行動」という点からまず評価すれば、

今回の行為について、その「結果予測」は、今まで述べたとおりの筋書きが想像できるはずです。なのに、それを「肯定して行動した」。

だから「行動原理が不適格」だと言っているのです。

また「予測できなかった」とすれば、
”Ifを予測できなかった。だから秋篠宮殿下は「責任ある者」として「能力不足で不適格」”
となります。

結局、予測できていようが、予測できていなかろうが「どちらの場合でも不適格」
これが「1.」の根底理由です。

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多くの人の秋篠宮殿下の評価材料が
「男宮が生まれたから良かった」というだけの『結果論』で、語っている事を不思議に思います。

あの方は「上に立つ者」ではないのですか?
ならば、是非を問うのは「結果」ではなく「予測」が基本になるのではないのですか?

「予測が正しく、結果が正しい」 だから○
「予測が間違って、結果が間違っている」 だから×

なら判ります。

「予測が間違っているが、結果が正しい」
「予測は正しかったが、結果が間違っている」

この時に「結果」で判断するか「予測」で評価するか、ここがポイントなのでしょう。
「結果」だけで判断する人は、厳しい言い方になりますが「上に立つ」という事を理解していないのだと思います。

_ 通りすがり ― 2008年02月06日 04時25分53秒

>皇太子徳仁親王が天皇陛下になった「後」でも、皇太子徳仁親王に”男宮が生まれたら”順位は、変動します。
>「徳仁親王に男宮が生まれなくて、徳仁親王が死亡なされた時」、「後継者になる」

どうも、「後継者」の定義がお互いずれているようですね。私は後継者という言葉を「次に継承する者(次代)」として使っていました。あなたは「既に継承している者(今代)」として使って居られるようです。

そのあなたの使い方では確かに仰るとおり、皇太子殿下が即位後に男宮を授かれば秋篠宮殿下は「後継者」になりません。片や私の使い方では、皇太子殿下が即位後に男宮を授かるとしても、即位してから授かるまでの間は秋篠宮殿下が正当な「後継者」になります。あなたの言葉で言えば「次期後継者」とかになるのでしょうが、どのみち同じ事です。

>この”後継者とスペアの違い”は西洋とか東洋とか関係なく、どこにでも存在しています。
>この”違い”を理解できないのであれば、そもそも議論できないでしょう。

私からすれば、皇位継承順位の一位と二位の違いは、さほど大きな意味を持ちません。少なくとも、人間であり皇族でいらっしゃる殿下をモノのように「スペア」と何度も何度も繰り返し強調しなければならない程は。

ですが、この時点で議論ができないと言われてしまってはどうしようもありません。単なる思考停止にしか思えません。私がそこに大きな違いを見出さない理由を聞くのが筋ではないですか?そしてその理由によって、あなたが納得されるも良し、反論して逆に私を納得させるも良し、です。もしその機会すら与えて貰えないのならば、結局単に秋篠宮殿下を個人的な感情から嫌うあまり批判のための批判をしているだけ、ここでのコメントもそれを補強するためだけのただの屁理屈である(自らの思想信条に則った批判ではない)と判断せざるを得ません。

>さらに、「長子」でなければならない。と書いた覚えもありません。
少なくとも、長男の家系の女子を、次男の家系の男子より上に見ていることは確かでしょう。
「可能な限り男系の皇統を維持すべきだ」の次ぐらいの優先順位で
「可能な限り長子の家系が継承すべきだ」と考えていらっしゃるのではありませんか?

>この点について、何も書かれていないのですがどうなのでしょう?

養子に関しては条件付きで容認、愛子さまとの婚姻については反対と書きました。見落としてらっしゃるのでは?

>「男宮が生まれた、何とか血が繋げる。よかったよかった」(だから批判してはならない)
>と、そこで思考が停止していると思われます。

なんとまぁ……突拍子もない……。私があなたの批判を批判するのは、批判の論拠が薄弱であるというただそれだけの理由ですよ。「殿下は悪いことをした!」という言葉に対して「あなたの言う殿下のした悪いことは、実際には悪いことでもなんでもない」と反論しているだけです。(その「悪いこと」がたまたま男宮誕生なので、あなたに思考停止の結果論と映ってしまうのも無理はありませんが……)

>「皇太子の子」=「雅子妃殿下の子」ではありません。
>側室制度だけではなく、後妻という手もあります。

側室制度にしても離婚後の後妻にしても、最後の手段として考えておくべきではあると思います。但し、皇統断絶の危機だけが「最後の手段を使うべき事態」だと考えているので、皇太子家断絶程度の危機では使うべきではないと考えます。というのは、一番始めに書き込んだときの「ノブレスオブリージュ」つまり国民の範たる皇室という点で、相応しくない方法だと思うからです。

また、雅子さまが亡くなった場合は当然後妻を娶ることになるでしょうね。これも始めから考えておりました。

>結局、「男宮を産むのが仕事」といいながら、「産まれなくても構わない」というのであれば、

これについては論理の飛躍があります。この二つは別々の文脈のもので、両立し得ます。
そもそも「男宮を生むのが仕事」というのは、厳密には「男宮を生む努力をするのが仕事」です。「生まれなくても構わない」というのは、生まれたか生まれなかったかという「結果」によって努力という「行為」の是非が決まるわけではないということです。(私は結果論者ではなく目的重視の立場なので)

>「その状況の時に初めて考えればいい」というのは、しょせん他人に責任を持たない立場の人がやることです。

こちらは全く同感です。(もし私もその一人であるとされるのでしたら心外ですが、流石にそんなことはないですよね?)
だからこそ、自分の行動により「切羽詰まって議論をしていた」という状況が「時間に余裕を持って議論ができる」という状況に変化すると予測して実行に移した秋篠宮殿下のお考えは貴いと思うのですけれどね。

(今日はちょっと時間がないので二つ目の書き込みに対するコメントは少々お待ち下さい)

_ 通りすがり ― 2008年02月07日 02時32分33秒

(続きです)

私の考えも纏めます。

1. 秋篠宮殿下は、皇太子補佐として「立派な行動」を取った(『穢れた』などということは有り得ない)

2. 従って、秋篠宮殿下は充分天皇に相応しい人物である(皇太子殿下の次に相応しい)

3. 仮に件の行動に問題があったとしてもそれが”穢れ”とやらとして悠仁親王殿下に受け継がれるとは到底考え難い(根拠がない)ので、悠仁親王殿下が天皇に相応しくないなどということはない

4. 現在の皇太子家には女宮しかいない

対策

A. 皇太子殿下に男宮が授かるようある程度の努力をする(継ぐのは皇太子家でなくても構わないので、そこまで必死になる必要はない)

B. 男系天皇であれば皇太子家の血筋である必要性はないので、皇位継承順位の高い順に男系天皇がそのまま即位すればよい

b' 『穢れた』とされる血統が『祓われる』という迷信によって愛子内親王殿下を無理矢理婚姻させる必要性はない(必要性がないだけなので、愛子さまと悠仁さまが互いに望めば反対する理由もない)

C. 男系維持のため、旧宮家などの皇族復帰を進める(男系廃止は事実上の天皇制廃止であり、どんな手段を使ってでも回避せねばならない最悪の事態なので論外)

D. 何も考えないではないが、取り敢えず男宮万歳と唱えておく

>この件について「男宮が生まれたのだから、行為の善悪を問うな」という人がいますが、それは論外です。

その通りですね。男宮が生まれようと生まれまいと、生まれる可能性があった時点で行為は善なのですから。

>「予測が正しく、結果が正しい」 だから○
>「予測は正しかったが、結果が間違っている」

私はこれら二つを「是」とします。懐妊するとの予測、「言論の停止」の予測、どちらも正しい予測と正しい結果です。女子誕生の場合は結果が間違っていた(不本意だった)ことになりますが、その場合でも何ら問題はありません。

言論の停止(禁止ではない。皆が白けて勝手に止めただけ。続けたければ続けることもできた。つまり「権利」「自由」は全く侵されていない)と皇統の存続のどちらが優先するかと言えば、皇統の存続に決まっています。だからこそ、そのための手段を実行に移したことは貴いのです。

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月07日 22時23分24秒
コメントありがとうございます。

「後継者」の定義というより「主家・分家」「直系・傍系」の考え方に相違があるのだと思います。
また、「スペア」という表現をあえて使っているのは、通りがかりさんの『人間であり皇族である』という考え方をしっかりと(他の人にも)認識していただきたかったからです。
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まず、「スペア」についてですが、
日本においては、皇族の方々を(生物学上)「人間」であり(社会上)「人間ではない」『皇族』として位置づけています。

そこで、天皇・皇族『制度』について話をするのであれば、当然(社会上)「人間でない」という前提で話をしなければならないのですが、なぜか『人間なのだから』という前提で話をしている人が多く見られます。
(「人でない存在」の話を「人だから」という前提で話をするのは、矛盾しています。)

これが、「天皇・皇族制度」の話をしている時に、混乱を招いているうちの一つと考えています。
ですから、あえて「社会上、人ではない」という視点を明確に持ち続けないといけないと考えますので、厳しい表現ですが「スペア」と書き続けました。

単純な話、「天皇・皇族だから」と、一方的に崇拝し人間としての権利を制限しておきながら、都合が悪くなると「彼らも私達と同じ人間だから」と、自分と同一視する。そんな中途半端な考えを持ち出して欲しくないのです。
(今までのコメントを見ていただけば理解されると思いますが、多くの人がこのように「ご都合主義で扱いを変えて」話をしています。
 で、ブログは個人間だけの対話ではない以上、多くの閲覧者に「ぶれない」視点を示す事が必要だと、今回、考えました)

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さて、主家・分家、直系・傍系、天皇・皇太子・他の皇子、皇族という「制度」についてですが、表現として「スペア」以外の表現をするならば、「レギュラー」と「補欠」という考え方が判りやすいかもしれません。

天皇は、今マウンドに立っているピッチャーです。
皇太子は、ブルペンで練習している「次のピッチャー」です。
では他の皇子・皇族は何なのか?ここがポイントだと考えます。
これは「ブルペンが空いた時に、とりあえずブルペンを埋める『補欠』」です。

「ブルペンで練習している選手」は、ピッチャー(天皇)がマウンドから降りたら当然、ピッチャーになります。これは「レギュラー」でも「補欠」でも変わりません。
ところが、この「補欠」が「レギュラー」と決定的に異なる点があります。
それは『「他のレギュラー」(皇太孫)がブルペンに登場したら「補欠」に戻る』という点です。

この「補欠は、レギュラーがいないから『とりあえず』ブルペンで練習しているだけ」という、『とりあえず』という一点。
これが「必ずブルペンにいられる」皇太子・皇太孫と異なる部分です。

そして、この『とりあえず』という一点こそが、近いけれども大きく異なる『区別』であって、絶対に同一視してはいけない部分です。

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ところが、通りすがりさんは「次期後継者」という事でほぼ同一視している。
この部分が、直系・傍系、主家・分家、継承制度の意味を今ひとつ理解していないのではないか?という結論に達するのです。

※このあたりは、歴史小説や色々な大名家や皇族、いわゆる跡目争いなどについての本などを読んだり学べば理解できると思います。

「過去どのように継承されてきて、未来どのように継承するか?なぜこの『制度』になっているのか?」
この「継承制度の理解」をきちんとする事。これが重要だと考えます。
実際、ここを安易に考える事が、今まで歴史上起きてきた「継承問題」などの一番の原因です。

だからこそ、今、変化を始めている天皇制であっても、「レギュラー」(皇太子以下直系)と「補欠」(皇子傍系)は同じ天皇の子であっても、絶対に区別しなければならない部分があると考えます。

この制度を変えるなら変えるでもいいとは思います。
が、まだ変えていないですし、ちゃんと理解もしていない人が多い状況で「変わった(なっちゃった)からいいじゃない」としてしまうことは非常に危険だと考えます。

-----
結局、この一件で、私と通りすがりさんの話が食い違うのは、
「レギュラー」と「補欠」の違い、これをどの程度重要に考えているかという部分が大きいのではないでしょうか?

私としては、
「レギュラーと補欠の間には深い溝があり同一視したり軽んじる事は許されない。国内や諸国を問わず歴史を紐解けば、これを軽視すると、多くの場合、大きな問題が発生している。
この区別は、通常、「継承」という事を取り扱う人たちにとって、『何よりも優先させなければならないもの』としている」という前提に立っています。

そして、その前提で考えれば考えるほど、今回の一件は明らかに優先すべきことを無視した(というより『「溝」を守る事よりも子を作ることを優先した』と言った方がいいかもしれません)

----
確かに、この手の継承権問題では「それでも仕方がなく」という場合もあります。
私も「仕方がない」という場合は否定しません。

しかし今回の一件は、まだ「仕方なく」という段階ではなかったはずです。
(他の代替手段はいくつもあった)

だから「この一件を放置することは、大きな問題だ」
と言っているんです。
----

後、補足として、天皇という存在の「伝統」を法根拠の基礎としながら、天皇が存在しているのは「国民の範だから」と側室制度(伝統)を否定する。
そのあたりも、厳しい言い方になりますが『都合よく使い分けないで欲しい』と言いたくなる部分です。

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月07日 22時31分24秒

後、「天皇陛下のお気持ちで(皇太子のお気持ちで)側室を置かなかった」という論理を言う人が時々いますが、私は、この意見はおかしいと思います。

「天皇制度」という、(社会上)「人間でない」という事で、「皇統」を考えているのに、『子作り』だけ「人間」に戻して話をする。
それは、「都合のいい使い分け」ではないのですか?

また、「公人」である以上、「私人としての意識」で動いてはいけない時があります。

「妻一人しか愛さない」、これはどこまでいこうと私人の意識です。

「血を残す」という「仕事(公務)」の前には、否定されるべき私事です。

それが「継承する」者がもつ『義務』です。

_ TAKE(管理人) 追記 ― 2008年02月08日 00時17分08秒

うまく書けないのですが、たぶん「優先順位」が異なっているのだと思います。

私の「継承」に対する基本は

1.まず「継承順序」等、「秩序」を作ること。
2.血を増やし、定められた「秩序」に従い継承すること。

この順です。
これは、逆のパターンとして、

1.まず血を増やすこと。
2.血が増えてから「秩序」を作り従うこと。

という順もあります。

しかし、後者のパターンは「後継者争い」を発生させるパターンです。
しかも「宗家」が行うならまだましですが、「分家」が行うのは論外です。
「分家」ならば、『宗家の「秩序」が確定してから』増やすのが筋です。

「後継者争い」は「後継者の選定(秩序)」が不明確になった時、発生します。
だから「後継者選定基準(秩序)」は、宗家において何よりもまず定められ維持しなければならない事です。

そして、この「秩序」の変更が行われている(議論されている)時は、まず何よりも「秩序を固定させる事」が最優先であり、秩序の変更により「揺らぐ人」が、この「固定化」を乱すような行動を起こすことは「継承」において最も危険な行為だと考えられています。
(多くの歴史や後継者問題の本など読むと、書き方は違いますが同様の内容を書いてあります。)

今回、「有識者会議」他の議論は、女系天皇というリリーフを作るのかどうかという事も含めて『1.』の「天皇」の「継承の秩序」を今後どうするのか?
を考えていくための議論だったはずです。

ところが、ここで秋篠宮殿下が取ったのは「2.」です。

だから「1.」について今後どうするのかという事が動き始めた『段階』で、
「2.」によって「1.」を停止させた。

ここに問題があると言っているのです。

言い換えると、生まれる子が男か女か結果が出るまで「不安定になった秩序問題」を「不安定なまま放置することにさせた」、ここに「継承者の一員」として問題のある行動をした。と言っているのです。


秋篠宮殿下が子を作ったのは「継承の秩序について考える」状況になって『から』です。
これが「その前」に作っていてできたなら問題はないでしょうし、「秩序について」一定の方向性が決まった「後」なら、また問題はないでしょう。

「あの時に作った」

これが、いわゆる「継承」に関連するものとして、「やってはいけないこと」をしたという根拠です。

_ 通りすがり ― 2008年02月09日 19時34分58秒

>また、「スペア」という表現をあえて使っているのは、通りがかりさんの『人間であり皇族である』という考え方をしっかりと(他の人にも)認識していただきたかったからです。

そのような表現を用いなくとも、他の人はともかく私はしかと認識しております。

>あえて「社会上、人ではない」という視点を明確に持ち続けないといけないと考えますので、厳しい表現ですが「スペア」と書き続けました。

人でないというのは確かにその通りですよ。ですがモノでもありません。自らの人としての権利を制限されて国のために尽くして下さっている皇族の方々に対して敬意というものが感じられないどころか、悪意があるように見えて不快なのです。少なくとも私は都合によって人・皇族の立場を使い分けたりしませんので、今後はそのような表現は使わないでいただきたいです。

>ピッチャーの例
その論理自体は初めから充分に理解しています。それで、何故こんな常識のようなことをいちいち説明されなければならないのかと思って前を見返すと、「正当な後継者」という言葉の齟齬が元だったようですね。

結局あなたが仰りたかったのは「永続的な後継者」と「一時的な後継者」の違いで、永続的である方を「正当な後継者」と表現されていたということですよね?

正当の反対は不当。秋篠宮殿下を「正当な後継者ではない=不当な後継者である」と言ったものと捉え、「一時的ではあるが正当な(不当でない)後継者である」という意味で反論していたのですが。

先の質問を「永続的な後継者を作るのと、一時的な後継者の後継者を作るのと、どちらが大切だと思いますか?」という質問に置き換えて答えさせていただきます。

理屈の上では、確かに永続的な後継者を作る方が「大切」です。
しかし「大切」というのは「どちらがより喜ばしいか」程度の意味であり、「どちらをより優先してやるべきか」という意味での大切ではありません。

実際上の問題として考えると、子作りというのは運否天賦の問題であり、為せば成るというものではありません。従って、より大切な、「永続的な後継者」を作る試みが最後まで上手く行かないという可能性があるわけです。

ならば、「永続的な後継者」が生まれなかった場合の為に「一時的な後継者」や更にその後継者を作っておくことは必須です。そして、「一時的な後継者」を作る試みもまた運否天賦なので、結局のところ両者に(実践上の)優先順位を付けることは無意味であり、同時並行で行うべきことなのです。

もしあなたの仰るように「主家を立てる」などと言って永続的な後継者ができるまで一時的な後継者を作る試みを取りやめてしまったら、いざ永続的な後継者が最後までできなかったときにどうすれば良いのでしょうか。そんなことをしていては家が滅びます。

そして、現に皇室は滅びかけていたのです。41年間も男子が生まれないというのはまさしく異常事態です。この様な状況では、永続的であろうと一時的であろうと男系男子の後継者を作るのが「家」全体の急務であり、主家だの分家だのと言っている場合ではないのです。

>後、「天皇陛下のお気持ちで(皇太子のお気持ちで)側室を置かなかった」という論理を言う人が時々いますが、私は、この意見はおかしいと思います。

その通りですね。私は「国民の範たる存在であるのだから、国民が守っている民法の規定からはみ出すことは現実的でない」という意見ですが。せめて、昭和天皇の代で一旦廃止されていなければまだもう少し現実的だったんですけどね……。

>しかし、後者のパターンは「後継者争い」を発生させるパターンです。
>しかも「宗家」が行うならまだましですが、「分家」が行うのは論外です。
>「分家」ならば、『宗家の「秩序」が確定してから』増やすのが筋です。

それは「誰か継ぐ者がいる」という前提の下での話です。皇位継承順位第十位とかそれぐらいの位置に若い男子が何人もいれば「第二位という近い順位でありながら第一位を差し置いて云々」と言っている余裕もありますが、40歳以下の男系男子が一人もいない状況では四の五の言っていられません。また、「家」自体の安定した存続が見込まれている状況でも「筋」というほどのことではありません。確かにそのような状況では第二位の者が遠慮するというのは「美徳」(プラス)と取られる場合もあるでしょうが、遠慮をしないことが「悪徳」(マイナス)かといえばそんなことは全くありません。単に自らの務めを果たしただけであり、善でも悪でもない(プラスマイナスゼロ)という状態に過ぎません。

また、継承の枠組みを変えると言っても、女「系」継承になってしまったら何もかも終わりです。そして女「性」継承は殆ど意味を持たないと考えます。何故ならば女性天皇は中継ぎでしかなく、いずれバトンタッチする男系男子の皇族がいなければ終わりで、いるのならその男子がすぐに即位すればよいからです。

>「後継者争い」は「後継者の選定(秩序)」が不明確になった時、発生します。
(中略)
>そして、この「秩序」の変更が行われている(議論されている)時は、まず何よりも「秩序を固定させる事」が最優先であり

確かに後継者争いの回避も重要なことではありますが、継承で最優先されるのは後継者争いを起こさないことではありません。断絶せずちゃんと継承することです。たとえどれほど凄まじい後継者争いが起ころうと、最終的に断絶さえしなければ良いのです。ましてやこの現代では後醍醐天皇のように挙兵したりということは有り得ないし、あれだけ身辺を警護されている皇室で暗殺などということもほぼ有り得ません。従って、断絶しないために各宮家で一時的な後継者になりうる男子を作るのは、全く何の問題もない、それどころか非常に(家全体にとって)メリットの大きい行為なのです。

また、秋篠宮殿下は「今まで通り主家により近い男系男子から順に継承する」という秩序に固定化されると予測して行動したわけですが、これはあなたの理屈で考えても殿下の行動は正当なものになるのではないですか?

>今回、「有識者会議」他の議論は、女系天皇というリリーフを作るのかどうかという事も含めて

まさにここが問題です。
「断絶せずに継承して行く」ということは後継者争いをしないことなどよりも優先されるべきなのに、女系天皇制によって断絶してしまうのです。議論の俎上に女系天皇が乗っていないのならばあなたの理屈もまだ解る部分はあるのですが、実際にはそうではないのです。

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月10日 09時45分56秒

>そのような表現を用いなくとも、他の人はともかく私はしかと認識しております。
>人でないというのは確かにその通りですよ。ですがモノでもありません。(略)悪意があるように見えて不快なのです。(以下略)

判りました「通りすがりさんとの対話」の中では、極力使わないように注意したいと思います。

なお、悪意があるかと聞かれれば「ある」といえます。
ただし、それは皇族の方々にではなく、皇族の方々に犠牲を強いておきながら、その事を無視して安易に天皇制擁護を唱える「どっかの方々」に対してです。
(これは「私達が犠牲を強いている」という認識と、その罪を覚悟されて話している通りすがりさんのような方は除きます。
また、確かに秋篠宮殿下は「嫌い」ですが、だからと言って制度などを考える上ではできる限り「好悪」は思考から外しているつもりです。)

このブログのコメントの一群を見ていただければ判りますが、この「私達が犠牲を強いている」という事から目をそらして、深く考えもせずに「天皇万歳・男宮万歳」を言っている方々がいます。

私は、「彼ら」が一番許せません。

そして彼らは、彼らこそが「天皇擁護論者」のつもりでこのブログに参戦してくる事があります。

だからこそ、彼らに思い知らせてやりたいと常々思っています。
綺麗に言葉を飾って目をそらして、皇族の方々に犠牲を強いているのは「誰」なのかという事を、「自分達が抱えている『罪』」は何なのかを、です。

「見えなければ罪など存在しない」
そんな意識・思想が、多くの日本人の根底に流れています。
昨今起きている、偽装事件などはまさにこの典型でしょう。
そして、そんな甘ったれた意識のまま天皇制を語る人がいる。

彼らにこそ、たとえ汚く見えても「目に見える」形で、自分達「国民の罪」をさらす必要があると思っています。

ですから、『私達の罪』を理解されている通りすがりさんのような方との対話では、極力使わないようにしたいと思いますが、「彼ら」のような人が参入してきたら、また悪意をもって彼らに「汚い罪」を見せ付けようとすると思います。
その事は、ご理解いただきたいと思います。

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さて、そう言いながら、私が「秋篠宮殿下の事も悪し様に罵っている」という人もたぶんいると思います。
これも、ある意味「見えなければ罪など存在しない」と考える事が許せないからです。

見えなくても『罪』は『罪』。罰せられなくても『罪』は『罪』だと考えています。
「罰せられないから」といって、それは「罪ではない」と流す事が間違っていると考えているからです。

そして、私は今回の秋篠宮殿下の行動を「罪のある行動」だと考えています。

結局、再度振り返れば、秋篠宮殿下の今回の「行動」を「罪のある行動」と「罪のない行動」と捉えるか、この一点で、今まで通りすがりさんとは対話してきたのだと思います。

まあ、その前提で「後継者」とは?「正等な後継者」とは?という定義がお互いに”ズレ”ていたまま話していたことなどや、私が「見えなければ罪など存在しない」という方々にほとほと愛想が尽きていたためにより過激な表現になってしまったために話もずれてしまっていたようですが。

これは、愛想が尽きていたため過激になっていた私の方にも問題があったと思います。
この点はお詫びします。

さて、本題に戻ると、秋篠宮殿下が、「あの時」「妊娠する行為に及んだ」。
これが「問題のある行動だったかどうか?」
「問題があったとしても、激しく非難されるほどの行動であったかどうか?」
というところが、ポイントになると思います。

この点について、もう一度、通りすがりさんの話を元に、私なりの考えをまとめていきたいと思います。
(ただし、長くなるので一旦ここで切らせていただきます。続きはちょっと後になります)

_ 通りすがり ― 2008年02月11日 09時05分23秒

>判りました「通りすがりさんとの対話」の中では、極力使わないように注意したいと思います。

ありがとうございます。他の人に対しても「皇族に対する悪意」ではなく「皇族に仕事を押しつけることを認識していない人々に対する悪意」と取れるような表現を使って下さると、なお嬉しいです。

>「私達が犠牲を強いている」という認識と、その罪を覚悟されて話している通りすがりさん

細かいことを申しますと、私には「罪の意識」はありません。というのは「犠牲を強いている」のではなく、「自ら犠牲になって下さっている」と認識しているからです。そして罪の意識の代わりに「感謝の念」があり、罰を受けたり償いをする代わりにお礼として……というと少し変ですが、「敬意を払っている」わけです。

単に同じ事象に対する受け取り方の違い(小学校の学級会などで何か面倒臭い係りを一人決めなければならない時に「先生、○○君がいいと思いま〜す」「俺もー」「私もー」という流れでその係りが決まったか、「しょうがねぇなぁ、俺がやってやるよ!」「おぉー、○○カッコい〜!」という流れで決まったか、という感じ。一人が割を食う構造は同じだが、押し付けたか引き受けたかの違いがある)ですが、念のため。

それでは、続きをお待ちしています。

_ 女子中学生 ― 2008年02月22日 18時45分47秒

私は、今中学三年生です。いわゆる受験生です。今は、休憩時間にたまたま拝見いたしました。私は、皆さんの言うような難しいことはわかりませんが、秋篠宮家にお子様が産まれたことは喜ばしいことだと思います。だって、産まれてはいけない子なんていないと、いえ、いてはいけないと思うからです。私は、管理人さんの言っていることは充分わかっているつもりですが、悠仁さま(実名出してすみません)の存在自体を否定していい人なんてどこにもいないと思います。もう一度言いますが、皆さんの言うことはわかりますが、皆さん勝手すぎると思います。もし、このホームページを眞子様か佳子様が見たとします。どんなに悲しむと思いますか?自分の良心を自分の弟をけなされて嬉しい人がどこにいましょうか。(いる人もいるかもしれませんが。)私は、そういうことをもっと皆さんに考えて議論してほしいと思いました。長々となりましたが、青二才の私がいうのが癪に触る人もいると思いますがどうぞ、どうぞそのことを考えて議論してほしいと思います。

_ 通行人 ― 2008年02月24日 00時46分30秒

たまたま見付けたのですがずっと読み進んでしまいました。
私も、秋篠宮は昔から嫌いです。紀子さまの事は別にそれ程でもなかったのですが、佳子さま以来かなり空いての妊娠、しかも皇室典範改正論で国会がかなり揺れ始めている時期での妊娠は明らかに不自然極まりないもので、反吐が出そうな思いでした。
何故今?!ですよ。
しかも紀子さまは、医師に「どうすれば男の子が出来ますか」と尋ねていたというし。
きっと男の子が出来るように操作していると思えてなりません。
悠仁さまを抱いてカメラの前で笑う紀子さまのあの勝ち誇った顔は、醜悪以外何者でもない。
雅子さまがもうご懐妊が難しいので紀子さまに・・・となってしまったのかもしれないですが
それにしてもあの態度は嫌悪感しか感じませんでした。

_ TAKE(管理人) ― 2008年02月24日 01時24分41秒

女子中学生さん、通行人さんコメントありがとうございました。
今日あたり、皇太子殿下のご生誕の日とあって、おそらくこのブログを見る方が多いと思います。

で、「色々な感情や意見」があっていいと思うのですが、
ただ言えることは、「政治」的意識と一般人意識を混同することだけは止めた方がいいと思います。(これは女子中学生さんなどのような人に向けた意見ですが)

生まれる事が喜ばしい命と生まれてはいけない命(生まれる事が望まれない命)というのは、政治的・社会的に存在します。

倫理や宗教、または道徳としては、「誕生とはすべて祝福されるものだ」と述べることは簡単です。

ですが、「生きていく」という事をまっすぐ見据える時には、そんな「単純な倫理観」でモノを述べることは問題があります。

極論となりますが、
「100人乗りの船で、100人の乗客満員の時、101人目が現われたらどうなるか?」

これは小説などでも『冷たい方程式』といわれ、よくある事例です。(カルネアデスの船板や緊急避難、また、多少視点がずれますが「正当防衛」についても同様です。)

「意味なく人を殺すことは許されない」
だが「自分が生き残るためには人を殺してもよい」

では、「人を殺してもよい条件(許される条件)とは何でしょうか?」

これを冷静に(冷徹に)見据えること、
救う命と捨てる命があり、その決断をすること。

これが「大人」には必要な思考であり、「政治」であり、「法の世界」に生きる者が見据える一番の根底です。
(医者なども同じです。自分が救える命と、救えない命(見送る命)を見極めることが、医者の第一歩です)

それが嫌なら、自分が決断する立場に立たない社会人に、自分が決断することを放棄する人間になるしかありません。
それは『上司が決めたことだから』と、人のせいにして自分では何も考えない。そんな社会人になるということです。

「すべてを救う」(あまねく世界を救う)のは神の技。
「救えるものだけを救う」のが人の技です。
ならば、どれだけあがこうと、「救えぬ存在」があるということ、「救わない」選択をしなければならないこと、が、必ずあります。

その時、「自分が決めた事だから」と背負うのか、「仕方がなかった。私のせいじゃない」と、無責任に逃げるのか?

これが「大人としてのあり方」です。

子供のように「かんばっていればヒーローがいつか現われて、必ずみんな救われるんだ」と、無条件に信じているわけにはいかないということです。

残念ですが、それが「大人になる」という事なのかもしれません。

※ 追記:通りすがり様他、皆様、天皇論について長くコメント書かないで申し訳ありません。
今、所功「皇位継承のあり方」園部逸夫「皇室制度を考える」他、八木理論・竹田論など多くを読み返して、『皇統維持の問題点』他をまとめているのですが、どうもコメント欄でまとまらなくなり始めました。
多分、”別立て”で、しばらくしたらあげます。
(仕事も色々立てこんでるし)

まあ、でも今の段階で簡単に述べると、「あの時、子作りをした事」が「皇室制度維持」という視点において「意味がない(本質的問題の先送りをしただけ)」という考えから動きません。
で、「問題の先送り」になるだけでしかない行動を、容認できるかどうか?という部分が私の基本論点になると思います。
……「先送り」しても、状況が悪化するだけなので、私としては異論がありすぎる、と考えています。

_ 女子中学生 ― 2008年02月24日 11時15分56秒

どうも、女子中学生です。もう、見ない気でいたのですがどうも自分のコメントに対する管理人さんのコメントが気になり、ついつい見てしまいました。見てて、「あ〜、なるほどな!」って、思いました。確かに私のコメントは感情的で子供っぽかったと思います。それは、反省してます。すみません。何か、皆さんのコメントを全部見させてもらいましたが、読んでいるうちに誰が正しいのか、誰が悪いのかさっぱり分からなくなりました。自分の頭の中ではなんとかわかっているのですが、上手く文に表すことができません。すいません。今、感情が高ぶっていて冷静にものを考えることができなくなってしまいました。色々書きたかったのですが・・・。

_ 傍観者 ― 2008年02月28日 18時53分46秒

ちょっと違う観点から管理人さんの意見を聞きたいなと思いまして。

管理人さんの醜悪という判断に意見する気はないのですが、
有識者会議にかなり疑問を持っている立場からの一言です。
若宮さまの誕生によって有識者会議の前提条件が変わったことは事実ですし、
秋篠宮様が前提を変えるために妊娠という手段をとったことも事実でしょう。
ただ、若宮様の誕生によって変わった前提の中で、
更なる議論を有識者会議はする必要があったのでは、と思ってます。
たった一人ですし、今の皇室典範の制度で運用されれば、
数十年後に同じような状況におちいる可能性はあるのですから。

側室制度、後妻、旧宮家の皇族復帰等
安定して持続可能な皇室についての議論を。

若宮様が生まれたらこのような議論さえやめてしまうような有識者は、
無責任であるように思います。
まだまだ議論する内容はあるのですから。

結果的に見て、今回の若宮様の誕生によって、より時間をかけてこのような議論を行うことが可能になったのでは?
と感じていたのですが。

個人的には、議論をやめてしまった有識者が一番醜悪に感じます。

_ TAKE(管理人) ― 2008年03月01日 00時25分20秒

傍観者さんコメントありがとうございます。

まず有識者会議自体は、平成17年11月24日の時点で報告書を提出して終了しています。ですから、以後「有識者会議」が開催される事はありません。

今回の場合では、有識者会議で出た一定の提案を国会上程して「国会で審議するか否か」という話になったところで、『歌会始』での一件が起こり、以後の話がふっとんだ、という事です。

ですから、有識者会議が「再開される」という事はありえず、もしあるとしても「新たな有識者会議」を「今の(今後の)内閣が開く事を決めた場合」のみ開かれる事になります。

以上のことから、議論をするとなれば新聞や様々な「市井においてするしかない。」というのが現状です。
(このブログもその一つかもしれません)

実際、今、個々の有識者や「天皇制の今後」について考えられている方は、自らの思想に基づいて様々な発言をしています。
ただ、一方で、「生まれたから良かった、当分時間が稼げるから『自分達の時には』結論を出さなくてもいい」と先送りに走っている人の方が多いことも事実です。

ここが一番悲しいところなのですが、
「日本人の多く」は流されややすく(先送りしやすく)、自分で結論を出そうとしない。自分で責任を取ろうとしない風潮になっていると感じます。

今回の一件についても、いい悪いはともかく、本来「結論」を出さなければならなかったと私は考えています。
その唯一のチャンスだったのに、「妊娠」という事実を持って、国民全体の意識が低調になってしまった。
(賛成派・反対派共に)

これが、私には「許せない事」なのです。

「他にも機会がある」「ゆっくり考えるチャンスだ」という人も多いでしょうが、目の前に危機が来ない限り考える事を避けようとする日本人の気質からすれば、次に考えるのは、おそらく「悠仁親王殿下が成人され、男宮があまり授からない状況」の時でしょう。

ですが、この時、対策を考えて間に合いますか?
私は間に合わないと思います。

今ですら、皇族の継承自体が怪しくなっているのに次世代において「今より良くなっている」ことなどありえません。

トキなどの絶滅危惧種についても、デッドラインを「超えてから」しか対策を考えられない私達日本人。
事前対応という意識が低い私達日本人。
これが、今の多くの日本人の本質だと思っています。

考えて対策を取るとしたら、ぎりぎり後5年以内。
これがタイムリミットだと私は考えています。

ですが、いくら論議を尽くしてもおそらく「政治家で動く人」は皆無でしょう。

このように、「先送りになれば事態が悪化するだけ」という事を『理解していた』。
にも関わらず『先送りできる状況を作った』。

ここに「秋篠宮殿下の罪」があると感じています。
---

後、有識者については「醜悪であっても構わない」と思っています。

彼らは、単なる「学者」です。
彼らに求めるのは「知」であって「徳」ではありません。
学者に「知」以外のモノを求めること自体が間違っていると思います。


「知」や「情報」は「よいモノ」も「悪いモノ」もすべて「知・情報」です。

彼らが何を言おうと(また言わなくても)、すべてを見て・聴いて考えるのは「為政者」の仕事であり、主権者である国民の仕事です。

彼らが出した意見、そのものをまず「理解」して考える事が必要だと思います。

_ 通りすがり ― 2008年03月02日 03時07分43秒

傍観者さんへの返信の中に私の認識と異なる点が多々含まれていましたので、またちょっと書いてみます。本業が忙しくこの問題について勉強し直されているようですので、前の書き込みへのものも含め、返信はいつになっても一向に構いません。

>ただ、一方で、「生まれたから良かった、当分時間が稼げるから『自分達の時には』結論を出さなくてもいい」と先送りに走っている人の方が多いことも事実です。

彼らには先送りなんて意識すらないと思いますよ。始めから「安定した男系継承が困難になっている問題」として捉えられていないだけです。「皇太子殿下の次の代はどうするか」っていう一代限りの継承問題としか捉えてないと思います。だから彼らは結論を引き延ばしているのではなく、「次は愛子内親王殿下ではなく秋篠宮殿下(仮にその時亡くなられていたら悠仁親王殿下)」という結論をちゃんと下してる、つまり無責任だから先送りしたのではなくて、無知だから解決したと勘違いしているだけだと思います。

>今回の一件についても、いい悪いはともかく、本来「結論」を出さなければならなかったと私は考えています。

いや、結論は出たじゃないですか。「今は男系継承で行く」って。出なかったのは「あなたにとって都合の良い結論」でしょう。


>目の前に危機が来ない限り考える事を避けようとする日本人の気質

勝手に変な気質を作らないで下さい。誰がそれを証明したんですか?
インテリぶった知識人(特に左巻きの人達)は二言目には「ヨーロッパでは……」と言いますが、そのヨーロッパ人の環境問題に対する取り組みだって似たようなものですよ。

イギリスで自然保護運動が起こったのは産業革命以来ひたすら工場なんかを造りまくって排水や排煙を出しまくり、町から緑が消え、鳥が消え、小動物が消え、あまつさえ虫すら見えなくなってからのことです。

ドイツで緑の党ができるほど環境運動が盛り上がったのも、酸性雨でシュバルツバルトが枯れたからです。

そしてオランダで風力発電がさかんなのも、温暖化によって自国の沿岸部の多くを占める標高が0以下の土地が水没し始めたからです。

日本の高度経済成長期は言わずもがな。

元々人間そのものがある程度「危機を目前にしないと対策をしない」傾向のある生き物なんですよ。むしろ日本人の方が先を見て考えてると思いますよ?地球温暖化なんて、日本は今のところ殆ど被害を受けてないのにこれだけ気にしてるんですから……。

>「日本人の多く」は流されややすく(先送りしやすく)、自分で結
論を出そうとしない。自分で責任を取ろうとしない風潮になっていると感じます。

周りに流されやすいのは昔からそうだと思いますよ。でもそれは先送りしやすいのとは全くイコールでないし、悪いことでもないと思います。代わりに一部の「自分で結論を出して責任を取る人」を尊敬し、彼らの決定に文句を言わないで来たんだと思います。今は変な「なんでも平等主義」とか「義務の履行を伴わない権利の主張」とかが蔓延っててそれが崩れつつあるのが非常に嘆かわしいところですが……。

>今ですら、皇族の継承自体が怪しくなっているのに次世代において「今より良くなっている」ことなどありえません。

いやいや、有り得ないということは無いでしょう。授かる子の性別は運否天賦。どちらになるかはほぼ1/2の確率なれば、次世代で「たまたま三人中三人が男宮だった」ということも1/8の確率で有り得ます。「今が悪いのだから次はもっと悪いに違いない」って、どんな悲観主義ですかそれは。私とて楽観するわけではありませんが、何の根拠もなく「有り得ない」と言い切る程統計学を馬鹿にしてもいません。「偶々運良く次世代もなんとかなることは『有り得る』が、偶々では困るので、より確実な方法を今から考えておくべきだ」という考えです。

>ですが、いくら論議を尽くしてもおそらく「政治家で動く人」は皆無でしょう。

何を根拠にそう仰いますか?貴方は今政治家として活動している人達の人となりや考えを全員分知っているんですか?
私は、動きそうな政治家の先生の名前が幾つか浮かびますよ。
小泉元総理の跡継ぎでありながらその女系容認論に反対した安倍前総理とか。他にも幾人か。

>このように、「先送りになれば事態が悪化するだけ」という事を『理解していた』。

あなたのその理解を秋篠宮殿下も共有していたとは限らないし、他の頭の良い人達だって共有していたとは限りません。また、この場合は理解していないから問題であるとも言えません。今私が指摘したように、あなたのその理解の前提には多数の疑問点がありますので。

_ TAKE(管理人) ― 2008年03月02日 03時42分41秒

寝る前に見たらコメント入っていたのでちょっとだけ。

>彼らには先送りなんて意識すらないと思いますよ。始めから「安定した男系継承が困難になっている問題」として捉えられていないだけです。「皇太子殿下の次の代はどうするか」っていう一代限りの継承問題としか捉えてないと思います。(以下略)

「そこ」まで言ってしまったら実も蓋もないので表現を控えたのですが。

「とりあえず次までは確保したからいいや」
その「とりあえず」という考え方がまさに「先送り」の思想の最たるものではないですか?

「今をしのげたからいい」という安易な思想や通りすがりさんの言われるような「無知」こそが、一般の人の中では問題なのではないでしょうか?

後、日本人の「先送り気質」や「事なかれ主義」は昨今の偽装問題などを見ても十分判断できると思います。
アレこそ「自分の時に問題が露見しなければいい」という気質そのものでしょう?
で、問題が発覚した時に「とりあえず謝ってそれなりの対策を取ればいい」と考える。
ヨーロッパとか考えるまでも無く、今の日本は「とりあえず」の思想ばかりだと思いますが。

次に
>いや、結論は出たじゃないですか。「今は男系継承で行く」って。出なかったのは「あなたにとって都合の良い結論」でしょう。

出てないでしょう?
有識者会議では、「今後」について話し合い、それを国会に出して、どうするか考える。
その段において、妊娠騒ぎでふっとんだ。
この流れだったはずです。

妊娠騒ぎの際に、「結論が出た」という論拠は何ですか?
「男宮が生まれたから」という「結果」を元に、「途中経過での問題」を無視するのは、問題だと言っているのですが。

で、共通認識と対策についてですが

「今のシステム」では、先細りする確率が高すぎる。
だから「システムを変える必要がある」

これは男系派・女系派を問わず、「共通の認識」だったはずです。
そこで、「男系確保を強化できるシステム」にするか、「男系継承システム」自体を変更するか?
という論点だったはずです。

この共通の意識・危機感自体が「あったかどうかわからない」となると、皇室典範・皇族制度改正についてのすべての議論が「共通していない意識で話されたいい加減な議論」となります。

議論の前提になった「危機意識」自体を否定されるとはさすがに驚きました。


後、悲観的との発言ですが、
政治については「最悪の場合を常に予測し、その回避に努める」は絶対の前提条件のはずです。

この考えが「必要ない」と言われるのであれば、そもそも「政治」の話はできません。

皇室継承は「政治」・「国家象徴のあり方」の話です。
ただの一介の人の話ではありません。

この時に、楽観主義だけで「最悪の事態」を想定しないというのは、明らかに問題でしょう。

_ TAKE(管理人)とりあえず書いた ― 2008年03月02日 20時57分19秒
とりあえず、「天皇継承について」という題で、「皇位継承の問題点と対策」を、「秋篠宮家の問題」という題で、秋篠宮家の妊娠批判を行ってみました。

秋篠宮家の問題はもっと書くべきものがあったのですが、あまり書きすぎると感情に引っ張られかねなかったので、とりあえずの部分だけまとめました。
後の批判論点は、今までのコメント部分参照していただければよいと思います。

天皇継承について
http://www.aa.alles.or.jp/~g-lawyer/column/tennou1.html

秋篠宮家の問題
http://www.aa.alles.or.jp/~g-lawyer/column/tennou2.html

リンクがうまく繋がらないようであれば、(左上の「TOPに戻る」)から本サイトに戻ってみてください。

_ 通りすがり ― 2008年03月04日 02時32分20秒

>「今をしのげたからいい」という安易な思想や通りすがりさんの言われるような「無知」こそが、一般の人の中では問題なのではないでしょうか?

無知が問題でないとは言っていませんよ。先送りという判断をしたように見えるのは実は見た目だけで、本人は先送ったつもりはない→「『日本人の先送り気質』というものは存在しない、無知故の判断がそう見えただけ」ということです。無知は無知で当然問題ですが、先送りとは別の問題の筈です。

>後、日本人の「先送り気質」や「事なかれ主義」は昨今の偽装問題などを見ても十分判断できると思います。
アレこそ「自分の時に問題が露見しなければいい」という気質そのものでしょう?

少し言葉が足りなかったようですね。「日本人の先送り気質」というものが一体存在しているのか?日本人は他の人種・国民に比べて明らかに先送りをする傾向あるのか?日本人の大部分がそういう素地を持っているのか?ということです。決して「日本人は先送りなんか一切していない!」などと申すつもりはありません。

他国との比較は上記に書きました。日本人の中でのこととしては、「先送り」「事なかれ」「取り敢えず」が蔓延っているから問題が起こっているのだ、という論理に疑問があります。何故ならば、それらの問題を起こしたのは一億三千万の日本人の内極僅かなのですから。多くの日本人の内、先送りを行ってきた者達だけが今化けの皮を剥がされているのだ、とも考えることもできます。

また、偽装問題などでは内部告発によって不正が暴かれたこともあります。これは先送りを良しとしない勇気ある人によるものでしょうから、偽装問題の存在が先送り主義者の存在を証明するなら、偽装問題の発覚は反先送り主義者の存在を証明するケースもあるということです。それに全体のかなりの割合を占めるはずのそういった問題が発覚していない企業では先送りが起こっているか起こっていないかすら判らないのですし、ね。

問題発覚後の対応についても「取り敢えず謝る」までは当たり前のことです。「取り敢えず謝っておけば良い」とだけ考えているのか、「取り敢えず謝らないといけないし、その後抜本的な再発防止策もしっかり取らないといけない」と考えているのかでは大きな違いがあります。後者のつもりで「取り敢えず謝って」いるのかも知れないのに全部一緒くたにするのもどうかと思います。

大学の研究室や企業または国立の研究所では、十年先を見越した研究なんて当たり前のように行われていますよ。もし日本人そのものが「取り敢えず」の発想ばかりする気質を持ってるなら、なんでグローバル化した国際社会であれだけ戦っていけるものを作り出せるんでしょうか。私は、「取り敢えず」ではない発想もちゃんとあるからだと思いますけどね。

>有識者会議では、「今後」について話し合い、それを国会に出して、どうするか考える。

その通りですね。そして国会に出さなかった。有識者会議は終わった。国会に出さなかったのは、その判断をした者達にとって出す意味が無くなったからです。女系容認に持っていくためだけに会議をしていたのですから、それが国民の理解を得られそうになくなったとき、国会で議論するのは彼らにとって無駄手間に過ぎないのです。

>そこで、「男系確保を強化できるシステム」にするか、「男系継承システム」自体を変更するか?
>という論点だったはずです。

これが根本的に違うんですよ。音頭を取った小泉首相も、有識者会議のメンバーも、それを口実に女系容認に無理矢理持っていこうとしていただけで、男系継承強化策はあくまでおまけに過ぎません。体裁を整えるためのものです。だからこそ、女系容認が無理だと判断したら後は国会にも出さずに放置したんです。

>これは男系派・女系派を問わず、「共通の認識」だったはずです。

確かにそれは偶々両者に共通している認識ではありますが。その部分が最優先されるべきかどうかという認識は共通しておりませんよ。
男系派にとっては、女系容認は先細りなんてレベルの問題ではありません。先がいきなりブツッと途切れる、いわば「お先真っ暗」です。先細りよりもっと悪いのですから、仮に先細りになるとしても先送りが評価されるのです。危機意識自体を否定しているわけではありません。だからこそ、男系派は今になっても側室制度復活だとか旧宮家復活だとか言っているわけです。

>この考えが「必要ない」と言われるのであれば、そもそも「政治」の話はできません。
(中略)
>この時に、楽観主義だけで「最悪の事態」を想定しないというのは、明らかに問題でしょう。

いや、最悪の事態を想定するのは当然必要ですし、それ自体を否定しているとは取れないように書いた筈なんですが……^^;

何故か「最悪の事態に100%なる!それ以外の結果には絶対にならない!」と主張されているので「それは理屈としておかしいのでは」と言っただけですよ?

「(今より悪くなることは)ありえない」を「(今より悪くなることは)考えづらい」とか「(今より悪くなる)可能性は小さい」とかに言い直した方が良いのでは?というだけのことですよ?

>この共通の意識・危機感自体が「あったかどうかわからない」となると

私が否定したのは次の文章の

>このように、「先送りになれば事態が悪化するだけ」という事を『理解していた』。

読点の後ろより、むしろ前です。「このように」の部分です。
指す内容は具体的には「日本人は先送りする気質があるから今回も何もしない」「政治家で動く人は恐らく皆無」のことです。それによって「悪化するだけ」が否定され「悪化する可能性が大きい」になります。「だけ」の状態では誰にも共有され得ないだろうというただそれだけことです。


_ 通りすがり ― 2008年03月04日 02時43分28秒
しまった……。

一昨日から何度か推敲しながら書いていたので、記事が上がっているのに気付きませんでした。ごめんなさい。

それで「天皇継承について」「秋篠宮家の問題」にレスをしたいと思ったのですが、これ、できませんよね?ここに書いて良いですか?できれば、あれらの記事をブログに移行していただいた方が主従関係がよりスマートになる気がするのですが……。


_ TAKE(管理人) ― 2008年03月08日 02時10分42秒

こちらの方に書かれて構いません。

後、ブログの方に記事を移行する件については、ちょっと長すぎるので厳しいかと思います。

本来、レス専用のページを作ってもいいのかもしれませんが、やり方今ひとつわからないので、それも当分無理だと思います。ごめんなさい。


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