A:「フランスワインでキアンティの味に近いもの」との
ちょっと難しいご質問ですが、フランス南部の例えば、コート
・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(Cotes du Rhone-Villages)、
コトー・デュ・トリカスタン(Coteaux du Tricastin)等、「ロ
ーヌ南部」のワインはいかがでしょう。
グルナシュ、シラー、サンソー、ムールヴェードル
等のぶどうから造られ、力強くコクがあり豊かなブーケを持つ物が多く、
きっとお気に召すワインが見つかると思います。
A:ドイツワインは甘口と思われがちですが、もちろんドイツにも辛口ワインがあります。
では、どのドイツワインが辛口なのかということになりますが、それはシールの色または
ラベル(エチケット)の表示で判断します。緑色のシールは Halbtrocken(半辛口)で、
黄色のシールは Trocken(辛口)です。同様の表記がラベルにもあります。
さて、お薦めのものということですが、やはりフランケン(ヴュルツブルグを中心に
マイン川流域に広がる生産地)でしょう。ぶどう品種はミュラー・トゥルガウ、シルバーナ
が主です。特異な形状(マテウス・ロゼのような)の瓶ですからすぐに見つけられると
おもいます。辛口ドイツワインの真髄をお楽しみください。
A:はい、そのとおりです。アルコールの度合に敏感な人の場合、その飲料のアルコール
度数を最初に感じてしまい、他の要素を味わうことなく飲み終わってしまうことがあります。
あなたの場合、アルコール類が好きだということですから、そのようなことはないと思われます。
一度、ブルゴーニュの赤(ピノノワール種)とボルドーの赤(カベルネソーヴィニョン種主体)
を用意して、飲み比べてみてはいかがですか。違いがはっきりしますよ。くわえてあなたの
ワインの好みも判るかも知れません。ブドウの品種については、リンク先の藤巻さんやサントリー
さんのホームページを参考にされたらいかがですか?かなり詳しく、そしてわかりやすく
説明されております。
A:以前に飲まれたワインでお気に入りがあるのは素晴らしいですね。ブルーのボトルは
あまり種類が多くはありません。お話から察しますと、ブルーナンとかシュロスカペレ等が
思い浮かびます。ブルーナンは甘口ですから、あなたのは多分、ブルグライアー・シュロスカペレ
ではと想定されます。ビンテージにこだわらなければ、現在でも簡単に入手できるでしょう。
ただし、以前気に入ったワインを、思い出して何年ぶりかで飲むのは、昔の恋人に何年ぶりかで
会うのに似ています。お気をつけて。
A: 私どもの町(津市)は、人口16万人程の町ですが、幸いにも
素晴らしいワインショップがありますよ。
お尋ねの件ですが、国内のワイン愛好家のホームページには、
彼らのお薦めのお店(主に東京中心ですが)が載っています。
また、メーカー、インポーターのホームページも数多くありま
すから 、電子メール・電話等で問い合わせたら如何ですか。
身近にワイン愛好家の知り合いがいたら、もちろん参考にされると
良いのでは。あなたの近くでもきっと隠れた素晴らしいワイン
ショップがあるのでは。
A: MEDOC 1983 だけでは詳しいことは判りかねます。一般的にいって
スタンダードなメドックのAOCクラスのもので1983年産というと、
現時点では、保管状態にもよりますが、劣化が予想されます。頂きもの
ですからかなり良いものと仮定するならば、現時点でも十分賞味しうる
ものかもしれませんよ。
いずれにしても、すぐ開栓して、飲むべきです。出来たらその結果を
お教えいただけませんか。
A: イタリアは世界でもトップクラスの質、量を誇るワイン産地です。
現地へ行かれるなんて素晴らしいことですね。是非この機会にワインに
ついても興味を持たれることをすすめます。
お尋ねの件ですが、友人がワインに詳しければ、具体的なワインの
銘柄を数点リストアップしてもらいましょう。現地にて時間的な余裕が
あれば、ホテル等で著名はワインショップを紹介してもらいいってみて
下さい。時間のない場合は、飛行場のデューティーフリーを利用する
のがよいのでは。