1998年ティスティングノート
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12月例会のティスティング 1998.12.12.

CHAMPAGNE , 1988
DIAMANT ROSE , BRUT
HEIDSIECK MONOPOLE

ロゼでありながらしっかりしたボディと酸味もはっきり。 シェリー香のようなランシオが感じられ、口当たりが良く 、バランスが良く、上級品。  コメント:滝澤秀行

ECHEZEAUX , 1996
MONGEARD MUGNERET

紫色を含んだルビー色。トップにスモモ、ミントを少々感じる香り。 新樽の焼けていない内側の香り。 味わいはベリー系の果実の熟した味わい。 適度な酸と隠れたタンニンのバランスが良く感じられる。 リリース間もないにもかかわらず、この味わいは、造り手の早飲みの意向か。  コメント:堀潤二郎

ECHEZEAUX , 1991
SOCIETE CIVILE DU DOMAINE DE LA ROMANEE-CONTI
色調は深紅のビロード色。酒脚も長く粘着性も強い。てんさい、ベリー系の香り有り。 繊細なタンニンが認められ、舌の上を転がる感じ。 アフターテイストも長く、飲み頃は5〜10年先。  コメント:萩原正芳
HEITZ CELLAR , 1991
CABERNET SAUVIGNON
MARTHA'S VINEYARD , NAPA VALLEY

(滝澤秀行氏のブラインドテスト)

濃いガーネットのローブ。甘味が全面に出ず、やわらかいタンニンを感じる。 ミントの風味が強く長いアフターテイストがある。  コメント:中村善彦

MONTES ALPHA M , 1996
CHILEAN RED WINE , SANTA CRUZ

深紅の深い色合いで、ディスク面、レッグスからはしっかりとしたボディを想わせ、 エッジからは若さが感じ取れる。 例えばカシスなどの熟した果実の香り、心地よいバニラ香は、新樽によるものか?  しっかりとしたタンニンと豊かな酸、飲みごたえのあるワインである。  コメント:細川隆

LEOVILLE DU MARQUIS DE LAS CASES , 1983
SAINT JULIEN

とても深みのある黒みをおびたルビー色。レッグスゆっくりと厚くしたたる。 香りの芳香性まだややとじぎみ。 濃縮した果実味。グラスを回すとトリュフの香り。 アタックはやわらかくまろやかでドライフルーツ、ブラックチェリーの香りがする。 全体としてバランスが良く83年でもまだまだ今後が楽しみ。 フィレドブッフ、フォン、赤ワイン、ジュとキノコのソース、トリュフのアッシェで。

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