1999年ティスティングノート
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12月例会のティスティング 1999.12.9.

DONNA GIULIA , BRUT
METODO CLASSICO
FATTORIA LE TERRAZZE

1990年、モンテプルチアーノ種100%

淡い黄金色は年齢をあまり感じさせない。 トップには少々弱めの快いイースト香。 口に含むと微妙な甘味、少々の苦み、そして充分な酸味。 ふくよかさよりも切れと歯切れの良さで勝負か。 年輪を経てもこの切れ味は驚き。食欲をかきたてるアペリティフとしてうれしかった。  コメント:堀潤二郎

NUITS SAINT GEORGES
PREMIER CRU , LES TERRES BLANCHES , 1990
HOSPICES DE NUITS , CUVEE SAINT-BERNARD DE CITEAUX

透きとおる様な輝きのある明るい色合いで熟したキイチゴなどのベリー系の香り。 切れの良い酸味とたっぷりのタンニン。豊かなアルコールの厚みのあるボディ。 ほろほろ鳥のローストの甘いソース(白ワインと蜂蜜)とのマリアージュもとても良い。 個人的にも大好きな1本。  コメント:細川隆

RICHEBOURG , 1996
GROS

これは大変おもしろいワイン。 色はかなり濃いめのガーネット。 香りは湿りのある下草、なめし革。 ここまで書くとまるでボルドーの様。 最初はメルローを感じ、次第にカベルネソービニョンの感じ、でも実は Richebourgというのは驚き。 ジビエにも合うしフロマージュ(ウオッシュタイプ)にも合うと思う、力強いワイン。 20〜30年後も楽しみ。  コメント:中西健二

CREMANT d'ALSACE
CHARDONNAY , 1995

BRUT , EPFIG
ARTHUR METZ

中西健二氏のおみやげ
こんなにおいしいクレマンがアルザスにあるなんて!! シャルドネというよりも、アルザスのテロワールからか、ゲヴュルツか リースリングのスタイルを思わせる香りが印象に残る。 クリスマスイブに大切な人と二人でボンヌ・メモワールをつくるために!!  コメント:長田みゆき

CHAMPAGNE , 1979
ALAIN ROBERT
BRUT , RARE , NON PARELL , MESNIL

1998年にデゴルジュマンとドサージュを行った。
やや黄色がかったクリーンなライトゴールド。 香りはクルミやシェリーのフィノを思わせる香り。非常に繊細なシャンパーニュ。 ガスは思ったより弱くなく、とても1979年とは思えない位。 アタックからフィニッシュまでスムーズに入っていき、なめらか。 一見ヘビーにも思えるが、チャーミングで親しみやすい印象。 食前酒としてではなく、是非メインの料理に合わせて楽しみたい一本。  コメント:森健

VELOURS DE MUITS AU CASSIS
FABRIQUE A L'ANCIENNE

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