1999年ティスティングノート
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CONDRIEU , 1991 E.GUIGAL
(萩原正芳氏によるブラインドテスト) 濃縮度を感じるライチやハチミツの香り。辛口。 バランス良く、長熟タイプ。 ローヌの大地で太陽の光をいっぱいに浴びながら、 白身の肉のピーチソースの料理と共に味わいたい。 コメント:長田康二 |
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SUNTORY CHATEAU LION 登美 , 1987
(萩原正芳氏によるブラインドテスト) 濃いガーネットで、エッジがややかすれている。 湿った枯れ葉の香り。柔らかいアタックで、タンニンがうまく溶け込んでいる。 カベルネソーヴィニョン、カベルネフラン、メルローのバランスの良いブレンドが 飲みやすさを作っている。 アフターテイストは短い。 コメント:中村善彦 |
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FRANKEN TROCKEN , 1993 RODELSEER SCHLOSSBERG SILVANER KABINETT 色合いは輝きのある薄目の黄色。 香りは、トップ香にアルザスのミュスカを思わせるハチミツ香を感じます。 味わいはさっぱりとした酸味と後味の甘味、切れのよさが印象的。 グレープフルーツを思わせる爽やかさも印象的です。 全体的に辛口とは思いますが、切れのよさが印象に残ります。 コメント:堀潤二郎 |
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MUSIGNY , 1986 CUVEE VIEILLES VIGNES DOMAINE COMTE GEORGES DE VOGUE 透明感があり輝きがある健全なワイン。 第一の香りはベリー系の甘い香り、やさしい落葉の香りがし、 第二の香りにはそれが強くなった。 酸味はまだまだ生きていて、渋み、苦みも軽くバランス良く、 濃縮感のある辛口の赤ワインである。 とても上品で、鉄分も感じられ今日の鳩の料理とも良く合った。 凝縮感もあり、余韻も十分あり、まだまだいけそうな魅力のあるワインです。 コメント:東博子 |
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CLOS DE L'ORATOIRE , 1976 SAINT-EMILION GRAND CRU CLASSE 色調はレンガ色、オールドヴィンテージそのものである。 第一香は、なまぐさい香り、ほこりっぽい香りもする。 なめらかな味わい。濃縮されていて甘味を感じるし、 酸とタンニンのバランスが良い。 しっかり熟成がなされている。 コメント:青木啓 |
CINZANO ORANCIO ブラインドで、ズバリと即答したのは、 いつも愛飲している(らしい)篠木麻美氏 |