1998年ティスティングノート
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10月例会のティスティング 1998.10.17.

GIGONDAS , 1996
CUVEE DU PRESIDENT

(長田康二氏によるブラインドテスト)

透明感ある輝くルビー色。 バラなどの華やかな香りとハーブの香り。 かすかなマロラクティックの香りがし、味わいにもやわらかさを持つが、 樟脳のような独特の香りと後口に感じる心地よい苦みが幅広い料理に合わせることを可能にしている。 軽快なタイプだが、複雑さと奥深さをあわせ持ち、しかし太陽を浴びすぎた様な べたっとした感じが全くなく、繊細さと上品さを備えているところが脱帽。  コメント:三吉研一

GAILLAC (BLANC)
DOMAINE LA CROIX DES MARCHANDS

透明感のあるやや薄い黄金色。 グレープフルーツの味わいと微発泡が口中に広がってくる。 気軽にドンドン飲めるタイプのワイン。 軽めのソースの魚料理にならなんでもあいそう。  コメント:滝澤秀行

BARBARESCO , 1987
GAIUN MARTINENGA
TENUTE CISA ASINARI DEI MARCHESI DI GRESY

ほんの少し褐色がかった透き通ったルビー色。
香りは柔らかでグラスをまわすとドライフルーツ。
アタックソフトで上質のルビーポートのイメージ。
今飲み頃だがこれからも充分楽しめる。
料理は繊細なブラウン系ソース。
これだけでもナイトタイムはすばらしい女性と共に楽しめそう。  コメント:長田康二

NIEBAUME COPPOLA RUBICON , 1989
NAPA VALLEY


色調は濃くまた、まだまだ若々しさを感じさせる。
口に含むと酸とタンニンのバランスがとれていて、 熟成も進んでいることがわかる。
黒すぐりの香りが特徴で、非常に好きなワインである。 10年ほどたった今、飲み頃だが、この先5〜10年楽しめそうである。  コメント:青木啓

DUBONNET ROUGE


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