2015.12.29
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第141回]


●[HC373]のプリント基板です

[HC139]と同様に[HC373]も一度基板を作って動作テストをしたのですが、その過程でいくつか直さなければならないところが出てきてしまいましたので、プリント基板を作り直すことにしました([第122回][第126回]参照)。

新しく出来てきた[HC373]のプリント基板です。


こちらは基板裏側です。


●[HC373]組立キットの製作(1)RD_、WR_、ビット7回路

それではさっそく組立て作業にかかることにします。
最初はCS_&RD_回路、CS_&WR_回路とビット7回路を実装します。
[第127回]で書きましたように、WR_回路はプリント基板発注後に冗長な回路があることに気が付きました。
そこのところは、ジャンパ配線で対応することにします。

RD_回路とWR_回路の回路図です。

緑色で囲ったところは実装しません。
代わりに青色の線のところをジャンパ配線します。
T1のコレクタとT3のコレクタ、それからT7のドレインとT8のドレインです。

まずはCS_&WR_回路です。
下の部品を実装します。
[抵抗]
R2  51KΩ
R3  51KΩ
R4  200Ω
R5  200Ω
R6  51KΩ
R7  200Ω
(R1、R7−2は実装しません)
[丸ピンソケット](背の高さの関係で電解コンデンサよりも先に実装します)
S1  2pin丸ピンソケット
[コンデンサ]
C1  100μF電解
C3  22pFセラミック
C4  22pFセラミック
C5  0.1μFセラミック
C6  22pFセラミック
C7  0.1μFセラミック
このあとトランジスタも実装するのですが、今回は動作テストの関係でCS_&RD_回路、ビット7回路もまとめて実装しますので、先にトランジスタ以外のパーツを実装することにします。
トランジスタを実装すると抵抗などが隠れて見難くなるので、実装見本の写真が分かりづらくなってしまうのを避けるためです。

CS_&RD_回路です。
[抵抗]
R72 51KΩ
R73 51KΩ
R74 200Ω
R75 200Ω
R76 200Ω
[コンデンサ]
C48 22pFセラミック
C49 22pFセラミック
C50 0.1μFセラミック
[ダイオード]
D33 1N4148

こちらはビット7の回路図です。


下の部品を実装します。
[抵抗]
R8  51KΩ
R9  200Ω(立てて実装する)
R10 51KΩ
R11 200Ω(立てて実装する)
R12 51KΩ
R13 200Ω
R14 10KΩ
R15 200Ω
[コンデンサ]
C8  22pFセラミック
C9  56pFセラミック
C10 22pFセラミック
C11 22pFセラミック
C12 0.1μFセラミック
[ダイオード]
D1  1N4148(立てて実装する)
D9  1N4148(立てて実装する)
D17 1N4148(立てて実装する)
D25 1N4148

ここまでの実装をした写真です。


説明が長くなってしまいますので、この続きは次回にいたします。

トランジスタでCPUをつくろう![第141回]
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