トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第375回]
●プリント基板ができてきました
[第371回]でもう一度作り直します、と書きましたMYCPU4TRのPC(プログラムカウンタ)制御回路基板ができてきました。
まだPC回路の説明の途中ですが、今回はできてきたプリント基板について書くことにいたします。
こちらが基板表側の写真です。
今まで何回も試作を重ねてきましたが、おかげで当初よりもシンプルな回路にすることができました。
前回の試作基板よりも随分小さくできました。
120mmx190mmです。
こちらは基板裏側です。
部品を実装しました。
トランジスタは2SA1015と2SC1815を合わせて136個です。
こちらは部品実装後の基板裏側の写真です。
やっぱり誤配線がありました。
思い違いによるうっかりミスです。
動作テスト中の写真です。
HCMOSIC版のMYCPU4基板に接続して動作テストを行いました。
PC制御回路基板の動作テストが目的ですから、MYCPU4のレジスタ基板は外してあります。
またトランジスタ版のDECODE回路基板はすでにできていますが、場所を取ってしまうので今回はHCMOS版のDECODE基板を使っています(写真の左上)。
トランジスタ版のDECODE回路基板は[第349回]で紹介しました。
写真の説明です。
左中はRAM/CLOCK基板です。
左下はスイッチ入力基板です。
中央が今回組み上げたPC制御回路基板で、その右側はPCカウンタ本体回路基板です。
PCカウンタ本体回路基板は[第362回で部品を実装した写真をお見せしました。
その後も基板を作り直してきましたのはこのときに作った「PC制御回路基板」なのですが、PCカウンタ本体回路基板も基板の裏側で何ヶ所か追加配線や修正を行なっています。
その結果この基板については期待通りに動作してくれましたので、PCカウンタ本体回路基板については作り直しはせずにとりあえずそのままテスト用基板として使っています。
さて。
そのようにして動作テストをした結果、正常に動作することが確認できました。
随分長い間途中で足踏みをしていましたが、これでやっと先へ進めます。
トランジスタでCPUをつくろう![第375回]
2021.7.16upload
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