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今月には、まあ、参議院選挙、がありますから、小泉政権のまさにこれは一つの試金石かと思います。
8月には来年度の予算編成に向けてのですね、枠組み等も決めなくてはいけません。
そして、12月末には、まあ、予算編成があるわけですけども、その予算編成で、小泉さんの言っている骨太の改革ができるかどうかが具体的に国民の目に明らかになって参ります。
その時の世論の支持率が、私は正真正銘の小泉政権に対する私は評価でないかとこんな風に思っています。
よくこの日本のマスコミは、小泉さんが改革派だと、同時にそれに反対する勢力は守旧派と言うような位置づけをいたします。
日本のこのマスコミというのはどうしてもですね、この敵、味方とかあるいは、白、黒だとか、タカ派、ハト派、善、悪、分けたがる傾向にあります。
私は一国家、一言語、一民族と言ってもいいと思うんです。まあ私、北海道ですから、北海道にアイヌ民族というのがおりましてですね、まあ、いやがる人もおりますけれども、しかし、今はもうまったく同化されておりますからですね。私は一国家、一言語、一民族、この日本の一つの特性がこのマスコミをでるときがあるなとこう思っています。
私はこの民主主義というのは、議論に議論を重ねて、そこで得た結論はお互い責任を持つ。これが基本だと思っております。
そういった意味で、自分は改革者だと、これが絶対だと、反対するものはこれは、守旧派だという決めつけ方は、私はマスコミの論調では間違っているとこう思っています。
よく、小泉改革派に対抗する勢力として、橋本派という言葉が使われますがこれは間違いです。
橋本先生も、あるいは野中先生も、国民のためになる改革ならば、小泉政権を支え、支持し、同時に協力をしていかなくてはいけないと、絶えず語っております。
小泉さん側としてもですね、敵を作る、あるいは敵がいるんだというイメージをうまくですね、世論にアピールして、また、国民の関心を惹いている、私は嫌いもあるかなとこう思います。
それも私は正しいですね、やり方ではないと思っております。無用なこのエネルギーは使わない方がいいしですね、国益だとか、この将来の国のあり方という方向に向けては切磋琢磨しながらも、また、議論してですね、ベターよりもベストの集約をするというのがですね、私どもの考えであるというとを、ぜひともおわかりをいただきたいと思います。
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