標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第390回]

●訂正です

[第387回]で、regWR信号を改良するためのテスト回路について、タイミングチャートを使って説明をいたしました。
「図の左側がMYCPU80のもので、これを図右のように幅を広げたい」と書きました。
ここのところが間違っていました。
そういうことじゃなかったんです。

このテスト回路を作って動作テストをしたのは、じつはかなり前のことで、写真の日付を見ると11月15日になっています。
なんと、2週間もあれこれ悩んでいたのですねえ。
実際大変だったのですよ(あ。その件につきましては、もうじき、お話しいたします)。

ともかく、あれこれ大変で、オーバーヒート状態だったものですから、すっかり忘れて、もうぼけぼけになってしまいました。

MYCPU80のregWR信号については、その立ち上がりの遅れがもとで、とんでもない誤動作が発生してしまいました([第370回]および[第371回]参照)。
regWR回路はいろいろ紆余曲折があって、こんな回路([第371回])になっていました。
regWRの波形写真([第371回])です。

regWR信号の立ち上がりで、データがレジスタにラッチされます。
ということは、この波形はいかにもまずい…。
実用上は、この波形でもなんとかなってはいるけれど、さすがにこれでは恥ずかしい。
ということで、ここをなんとかしたい、というのが、今回の回路改良の目的だったのでした。
まあ、ほんとに2週間前のこともすっかりさっぱり忘れてしまうのですから、われながら嫌になってしまいます。

ああ、もちろん、先にも説明しましたように、Tnクロックを偶数信号のみにする、というのも今回の改良案のひとつです。
[第387回]のテスト回路は、TnクロックのテストとともにregWR信号のテストも兼ねた回路だったのです。
回路図の右下の74HC74がregWR信号の改良回路部分です。

これのどこが、というあたりを説明するために、2週間前にオシロの写真を撮っておいたのですけれど、今確認してみましたら、だめだ、こりゃあ、という写真でした。
測定ポイントを間違えてしまっていて、使い物になりません(汗)。
…やっぱりぼけてますなあ。

もう一度写真を撮りなおして、次回に説明をいたします。
本日ももう時間がありませんので、ここで終わりにいたします。

2009.12.2upload

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