最近の出来事

最近 01年9月8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 00年12月 表紙へ

2001/9/29  マンションの玄関扉のガラスが割られる。
事件なり。夜中1時ごろ、ガラスが3枚割られた。困ったものだ。明くる日の警察の現場検証では、「足で蹴破ったようだ」と判断する。後でガラス屋言わく、「足では無理でしょう。何かの道具で殴ったと思われる」。どちらを信じるにしろ、マンションでは大騒動でした。翌々日の理事会では、「防犯カメラを考えないといけない」との方向になった。単なる悪戯も、ここまで悪質だと、迷惑が大きすぎる。
 ところで不謹慎ではあるが、これだけでもひとつの小説が出来る。3枚のガラスが割られるのに、時間差があった。音を聞いた人いわく、「最初の、がちゃん、という音から、数十秒ぐらいして、次のが割られた。それから1分ぐらいして、3枚目の音がした。そのときマンションの外は騒いでいる人もいなく、走り去る人も見なかった。また割られたガラスの破片の方向は、内から外に向かっていた。もしかしたら住人だろうか?」
 どうです、推理したくなるでしょう?
2001/9/22  コンピューターウイルスが猛威を振るっている。
「ニムダ」と呼ばれるそれは、まずはサーバーを狙い撃ちをする。そのため、従来1対1で拡大していたものが、今回は同時に複数台へ範囲を広げられた。大手の会社が被害に合う。わが社でもメールで客先と仕事のやり取りをしている。その客先が被害にあったという。昨日、一昨日とメールの変わりに、電話とFAXが復活する。それはそれで仕事は出来る。人と人の触れ合いは初心に帰ったほうが良い場合もある。便利さは何か大事なものを捨てている場合もある。
2001/9/15  アメリカでのテロ事件。大変な事件が起こるものである。一瞬にして数千人が亡くなる。悲しいことである。人と人はこうまで相手を簡単に殺してしまう。誰かのセリフ、「1人殺せば殺人だが、多くの人になると英雄になる」という。実行犯は祖国では英雄だろうか?日本人がアラブに行くと、「神風、神風、特攻」と言って、共感を求めると言う。「目には目を、歯に歯を」のコーランのアラブ社会はそんな精神があるのかもしれない。今回の、飛行機を乗っ取り自爆をする、という行動は、まさに日本の「神風特攻隊」である。ここまで行くと戦争といってもいいのかもしれない。今もニュースで「報復攻撃」をアメリカは叫んでいる。しかし、なんの報復なのだろうか?今回の事件も当事者は報復かもしれない。先にどちらが仕掛けたか?報復の報復はいつまで続くのか分からなくなる。日本が仕掛けた第2時世界大戦、パールハーバー(真珠湾)も、アメリカ社会のがんじがらめの政治取引で、行き場のなくなった日本の行動であった。それでも戦争はあっちゃ困る。許されない選択ではある。力のあるものは(その当時のアメリカであり、今回のアメリカでも)なぜか盲目になる。人間とは、そんな動物なのだろうか?
2001/9/2  学生の夏休みの終わり。最後の土日はまだ頑張ってる子もいるかもしれない。
 今朝は水の音で目がさめる。雨が降っているわけでもないのに水の音。よくよく聞いてみると、隣のマンションの屋上からであった。屋上の上水のタンクの水漏れ。覗いて見るとタンクからのパイプが外れ、ザーザーと水が噴出している。我が家は9階で、隣は4階建てだからよく見える。これだけの音だから知っているだろうけれど、念のためと思い、隣をのぞいてみる。水関連には電話をしたとのこと。元栓を探している。私も手伝ってみる。歩道の元栓は簡単に見つかったが、なかなかふたが開かない。四苦八苦のすえ、やっとふたを開けることができる。でも中の栓は道具がないと合わないようになっている。悪戯防止だろうが、簡単には操作できないようにしている。そのうち専門家が到着する。簡単に処理をする。やれやれ、道具がないと何も出来ない文明人。都会を離れたら生きていけそうもないね。
2001/8/25  台風11号は変な台風であった。日本列島をなめるように紀伊半島から北海道まで太平洋側を通過していった。野分けと呼んだ昔の人は台風をどのようなものだと想像したのであろうか?今では人工衛星から渦巻きの様子を見ることができる。大きさも進む方向も見ることができる。進むスピードもある程度予測できる。今回はスピードは外れた。過去の経験では、上陸した台風はスピードを上げ、翌日1日で駆け抜けるはずであった。時速20キロから30〜40キロまで早くはなったものの、そのスピードは過去の経験には無いものであった。天気予報とは過去のデータ‐の比較学だからね。経験が無かったら外れる。そんなもの。
2001/8/14  来島海峡にかかる大橋。
6時半の今治から大島へのフェリーからのため、写真にしても、夜明け、という感じがする。真正面の橋のかかっていない薄く写っているのが、「津島」。私の生まれ故郷であり、今日墓参りに帰ったところである。大島から船を乗り継いで津島に渡る。着いたら8時。待ち時間が多いため、時間がかかる。正味は大島から20分程度。周囲6キロ程度の島「津島」も人口は数十人。老人の村である。
 良く晴れた日で、この時間からでも日向に出ると焼けるような気がする。お寺で休憩し、お水をもらい、墓まで、15分。老人連れのため時間もかかる。元気だと5分とかからない近くの墓である。部落を見下ろすように丘にある。良いところを選んだものである。
   蝉しぐれ 母の手を引き 墓参り
2001/8/4  小泉内閣が支持率69%になるという。従来の内閣であれば立派な支持率である。ただ、今までが高すぎたため、これでも下がったとのこと。参院選が先週終わり、コレからが正念場である。それにしても選挙はむずかしかった。他の人も同じとみえて、結局投票率は伸びなかった。有名人は絶対に入れたくない、と思っていたけど、これも世間と同じ意見だったようだ。舛添さんだけが、100万票を越え、それ以外の人は、まるで票は取れなかった結果に終わっている。世間も良く見ているものである。馬鹿にするなよ、といいたくなるよな。それだけでも今回の結果には満足できるところがある。景気は悪くなる一方である。頑張って欲しいもである。日本列島の中心はどこかな?