「アイヌ特別展を考える集い」に、皆様のご意見を

new.gif(行方不明の盗掘品・北大にて発見さる!!)児玉教授の『業績』に関する新聞記事・雑誌記事


現在、名古屋市博物館にて、9月9日から10月9日まで
「馬場・児玉コレクションに見る、北の民アイヌの世界」が開催されています。

これは、最大のアイヌ・コレクションである児玉コレクションを中核に、
あらゆる民具・工芸品を集め、昔のアイヌの世界に迫る一大企画です。

別に今の多くのアイヌ(特に都会のアイヌは)は、アイヌ語で日常的に話しているわけでも、
こういった工芸品に囲まれているわけでもないのですが、
今回の展覧会の事業の元となっているアイヌ文化振興法に、
「民族の誇りの源泉たるアイヌ語やアイヌの伝統文化」と謳われているように、
心の拠り所として、民族の自覚のもととして、大変大切なものであります。

私のような、伝統文化をさほど身につけていないアイヌにとっても、
こういった展覧会を通じて先祖の偉業に触れる機会があること、そして多くの和人の方にも、
我々の素晴らしさを理解していただくきっかけになることと思いますので、大変嬉しく素晴らしいことです。

ですが、そこで一つ忘れてはならないことがあるのです。

今回の展覧会の中核になっている「児玉コレクション」の収集者である児玉作左衛門教授は、
我々の先祖の墓を暴き、遺骸を持ち去った人物であります。

児玉教授の残した膨大な数の資料「児玉コレクション」は、たしかに素晴らしいものです。
どのような経緯であれ、いまここにこれらの品々が残っていることは凄いことだ。
それは確かに偉業かもしれない。

しかし、いかに貴重で偉大なコレクションとはいえ、彼の名前を堂々と冠し、
何の批判も経緯の説明もなく、展覧会を開くのは、果たして良いことでしょうか?
あのコレクションの価値が高ければ高いほど、展示内容が素晴らしければ素晴らしいほどに、
私はアイヌの一人として、恥ずかしく思います。

まして、何の経緯の説明も無く、ただ「素晴らしいコレクション」という側面だけ紹介されるのは、とても腹立たしい。

児玉教授は一体何をしたのか、「児玉コレクション」が成立した背景には何があったのか、
そして、いまここにこうしてその収集物を公開するにあたり、何について考えねばならないのか?

そこには、和人とアイヌの関係をよりよいものにしていくために、
決して忘れてはならない大切なものが含まれていると思います。

そこで、「アイヌ特別展を考える集い」を行いたいと思います。

この集まりに対して皆様のそれぞれのお立場からのご意見を頂戴したいと思います。
いただいたご意見は、この集い当日に、私が責任を持って参加者に紹介させていただき、話し合いの参考にさせていただきます。

皆様よりの忌憚のないご意見を、お待ち申し上げております。

imeru-kampi : esaman@anet.ne.jp
}{}{}{ Ainu puyarA }{}{}{ : http://www.alles.or.jp/~tariq/


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(2000 9/9-10/9)馬場・児玉コレクションにみる北の民アイヌの世界
(2000 9/30)「アイヌ特別展を考える集い」のご案内
本集会に寄せられたアイヌからのメッセージ
協力団体・支援者よりのメッセージ
(2000 9/13)『馬場・児玉コレクションにみる北の民アイヌの世界』展開催に関する財団としての考え方について
(2001 2/3)考える会を終えて、ご参加いただいた皆様からのメッセージ
(2001 9/15)「アイヌ特別展」を色々な立場で考えた結果の、要望と意見。
「児玉コレクション」の収集者,児玉教授の「業績」に関連する新聞記事
衝撃の映像!これが児玉作左衛門教授だ!!
「アイノの人類学的調査の思ひ出」を読んで−アイヌ墓盗掘の先達・小金井良精の日誌−
new.gif(2002 8/2)第19回、北海道大学・アイヌ納骨堂イチャルパ・参加報告

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