標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第297回]
●前回の記事を追加編集しました
一晩寝て、今朝(8月3日)になってから、前回([第296回])を読み直してみましたら、文章の途中に回路図の大きな図面を貼り付けたものですから、それが邪魔になって、どうにも読みにくいことに気がつきました。
そこで、説明に必要な回路図部分だけを切り取って貼り付けることにして、全体の回路図はリンクをつけることにしました。
そのほか若干の追加をいたしました。
本日(8月3日)の午前7時以後に、[第296回]をご覧いただいた方は追加編集後の記事を見ていただいています。
もしそれ以前、つまり8月2日夜〜8月3日朝7時までに[第296回]をご覧いただいた方は追加編集前の記事をお読みいただいたことになります。
読みづらくて申し訳ありませんでした。
もしお暇がありましたら、再編集後の記事をご再読願えれば幸いです。
●今回組立作業をした、その他の回路図です
前回はCPUクロック回路のところを説明するために、MYCPU80回路図bPとbQをお見せしました。
RESET回路は、MYCPU80回路図bQ9にあります。
今回の作業は、RESETとCPUクロック回路を中心とした部分ですから、大体は上記の3枚の回路図の範囲なのですが、以前に説明した理由([注記1])で、その他の回路図にも少しずつ実装した部分があります。
以下の回路図です。
リンクをクリックしてご覧ください。
MYCPU80回路図bR
MYCPU80回路図bS
MYCPU80回路図bP1
MYCPU80回路図bQ8
MYCPU80回路図bR0
それぞれの回路図で、緑色で着色した部分が今回実装したところです([注記2])。
この5枚の回路図は、いわばお付き合いで作業をすることになった部分の回路図です。
[注記1]
どうして、いまのところ関係がないはずの回路まで組付けなければならないのか、という理由については、[第136回]と[第137回]で、かなり詳しく説明をしていますので、はて、忘れてしまったよ、というお方は、もう一度お読みになってくださいませ。
[注記2]
今回組立作業をした範囲の回路は緑色で着色してありますが、その他の色で着色されたところもあります。
そのへんの事情については、[第308回]の[注記2]をご参照ください。
●シルク図にも色をつけました
組付けが済んだ部分が一目でわかるように、シルク図にも着色してみました。
シルク図をクリックすると、拡大画像を見られます。
拡大画像はサイズが大きい(約1.8MB)ので、インターネットの低速接続環境ではダウンロードに時間がかかります。ご注意ください。
この図面の作成にはちょいと苦労いたしました。
そのお話はまた次回にしたいと思います。
[09.8.18追記]
●過去記事へのリンク
せっかく一年以上かけて、山ほど書いてきましたのに、このままでは過去に埋もれてしまいます。
ここは有効に活用すべき、ということに今ごろになって気がつきました。
で、今回組立を完了した、MYCPU80の最初の回路部分、[1]CLOCK回路について説明をしている過去記事へのリンクをつけるようにしました。
回路図をご覧いただいて、「なんでこんな回路になっているんだ?」と思われたときなどには、ぜひご再読を。
最初は、[第28回]、のように単純なリンクをつけるだけのつもりだったのですが、それよりは、「見出し」も含めて表示した方がよさそう、です。
それなら目次からコピペするだけで済みますから、かえって楽です。
ぜひ、そうしましょう。
08/8/5 [第28回]●水晶発振回路
08/8/6 [第29回]●JKフリップフロップとDフリップフロップ
08/8/7 [第30回]●74HCU04●74HCシリーズのデータシートの入手先
08/8/16 [第38回]●水晶発振回路●やっぱりHCは電流を消費しませんでした●STEP回路は削除●2枚目の試作基板も発注予定
08/8/17 [第39回]●OPコードフェッチサイクル●T、M、Wクロック発生回路は「つくるCPU」回路の心臓部です●もういちどOPコードフェッチのタイミングチャート●プログラムカウンタの回路図です●OPコードレジスタ部分の回路図です●制御信号作成回路です●論理ゲートの回路図はこう描くと、もっとわかりやすくなります●OPコード(マシン語命令コード)をOPコードレジスタにラッチします●そして最後の仕上げです
08/9/3 [第56回]●リセット回路●RESETの回路図です●パワーオンリセット回路●パワーオンリセットの波形です
09/1/5 [第136回]●試作基板の部品実装作業にとりかかりました●まずはクロック発振回路の実装です●絶対にしてはいけないこと●絶対にしてはいけないこと。それは入力端子オープンです●CMOS・ICが「静電気」で破損する?●そこでふたたび「静電気」●「試作基板の実装作業のおはなし」のはず、でしたけれど…
09/1/7 [第137回]●クロック回路の実装作業●水晶発振回路●マシンクロック発生回路です●74HC08(32)の残り2/4の捜索●クロック回路に部品を実装したところです●無事にクロック回路が動きました
09/1/20 [第144回]●あれま。ヒゲがある…●同期カウンタと非同期カウンタ●74HC161のデータシート(部分)です●非同期カウンタと「ヒゲ」
09/1/21 [第145回]●前回の続きです●74HC93のデータシート(部分)です●be subject to●ヒゲは退治しておきましたよ
2009.8.3upload
2009.8.18追記
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