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感想

最近見た映画の感想

日付 映画名 映画館 感想
2003年12月 コール 松竹名画座 誘拐を完全計画する彼ら、ヒッキー一味は誘拐から身代金の受け取りまでを24時間以内に終えること。子供を人質に取り、金を受け渡す父親と、身代金を調達する母親とを別々のところで拘束する。過去4回は成功。5回目の標的は医者の少女アビー。「金だけが目的だと思ったのか?」という犯人のセリフが意味深。最後のセスナで自動車道に降りるシーンはちょっとやり過ぎ。
ブルース・オールマイティ アルパークシネマ ジム・キャリーのコメディー。TVレポーターのブルース。彼の夢はニュースのアンカーマンになること。ライバルに先を越されて神様に文句を言う。突然に現れたのはその神様。それから神の力を授けられる。最初に使うその力。水道の水を出すことと、女性のスカートを上げること。バカですね、いつでも、どこでも、男というものは。
マトリクスVレボリューションズ 松竹名画座 全世界に大ブームを巻き起こしたシリーズ完結編。ネオ、モーリスらと人工知能との戦いも最終局面。マシンとの戦いはスターウォーズを連想させる。最初の感動が大き過ぎて、途中の戦いは消化不足。マントとサングラス。弾を避けるときのパフォーマンスは今だに新鮮。
フォーン・ブース アルパークシネマ ニューヨークの街中の電話ボックス。携帯の世の中になり、ここも撤去予定。そこで電話をしていると事件に巻き込まれる。良い出来です。かなり楽しめる。人間の心理をよく表している。最近の映画はドンパチが多すぎる。それにくらべて人間ドラマの面白さが伝わってくる。
2003年11月 バッドボーイズ2バッド 宝塚会館 マイアミ警察の2人組みが活躍する。麻薬組織との対決、カーチェイスが見物となっている。クライマックス、メキシコの麻薬組織のボスの家に乗り込むときは、007顔負けの格好良さ。
ティアーズ・オブ・ザ・サン 宝塚会館 アメリカ兵士による救出劇。場所はアフリカ。実際の戦争イラクでもあったばかり。映画の題材で使われることも多い。一人を救うのに何人もの兵士が注ぎ込まれる。そしてそこには犠牲がつきものとなる。日本の幹部には無い考え方がそこにある。
ブレッド&ローズ 映さ第301回例会 02年、英・独作品。メキシコからアメリカに渡った一人の女性、マヤ、の生き様を描く。アメリカでのビルの掃除会社で働く。不当な扱いを受ける職場で相談をした相手が、労働組合を紹介する。組合の活動と恋。久しぶりの組合活動映画でした。
恋は邪魔者 アルパークシネマ 本を書いたらベストセラー。女性を目覚めさせる内容。時代は40年前。これで男は困ってしまう。ラブストーリーというより、ラブコメディ。少々マンガチック過ぎるかな。
2003年10月 リーグオブレジェンド 宝塚会館 時空を超えた戦い。相変わらず、ショーン・コネリーは格好良い。今回は7人のかつてのヒーロー達を束ねる冒険家。透明人間、ドラキュラ、等々。時代は19世紀。はちゃめちゃなところがあるが、冒険小説を見るような気がする楽しさがある。
SWAT(スワット) スカラ座 警察組織というよりまるで軍隊。指名手配犯を護送中、「助けてくれたら、1億ドル払う」という犯人の声が全国に流れる。これにより町は銃撃戦に突入する。アメリカ社会、組織というより、個人ファミリーで難関に挑むところがそれらしい。
ロボコン 宝塚会館 工業高校では全国的にこのロボコンのカリキュラムを取り入れている様子。この映画では学校のはみ出し者が第2ロボコンクラブで活躍するもの。青春の一時期、熱中することを見つけること、これは大切なこと。もしかしたら年を重ねても持ちつづけられることが情熱かもしれない。仕事ばかりが人生ではない。
2003年9月 閉ざされた森 松竹名画座 アメリカ軍部での訓練。死者の出る事件の謎を拷問のプロ(ジョン・トラボルタ)が追求する。生き残った2人の証言だけが頼り。まるで藪の中。うたい文句は、「次々変わる謎」。
ゲロッパ サロンシネマ 西田敏行の熱演に乾杯。笑いあり、涙ありのコメディである。「Get Up」は耳には「ゲロッパ」と聞こえる。本来、言葉はこのように耳で覚えるものであろう。
コンフェッション ワーナー・マイカル 1970年代、アメリカのテレビ業界、チャック・バリス。伝説のプロデューサー。現在のバライティ・ショウのトレンドを創り出したとされる人物の物語である。彼には裏の顔、CIAのスパイ、の行動がある。本当か?どこかウソっぽい。コメディとCIAは、出来過ぎである。
2003年8月 ハルク 宝塚会館 超人ハルクの実写版。遺伝子操作でハルクが生まれる。アメリカ劇画のアイデアの良さを思う。このハルクもスパーマンとなる。強さと悲しさを同居させる。明るさがもっとあると楽しいのだが。
英雄(HERO) ルーブル 秦の始皇帝、暗殺者がヒーローになる?素晴らしい映像美である。黒沢監督の映画の影響を感じる。映像の使い方、話3話の比較。よく似ている。相変わらずのワイヤーアクション。映画の面白さを感じる。
ターミネーター3 宝塚会館 2作目に続いてターミネーター同士の戦いが見もの。変身できる溶ける金属は敵にすると一層の迫力がある。戦いを止められるというより生き延びることを目的とする。
パイレーツオブカリビアン スカラ座 旧朝日会館での放映。カリブの海賊。イギリスが海を支配していたころの海賊の伝説。不死身の海賊。月の光を浴びると骸骨となる。呪いをかけられた体を元に戻すためにどうするか?普通の体と骸骨が変わる瞬間の特撮が素晴らしい。
2003年7月 スパイゾルゲ 宝塚会館 ゾルゲのスパイ活動が淡々とつづられる。戦争へ駆りたてられる当時の世相が良く見える。石油が1年しかもたない中での宣戦布告。ゾルゲの目を通しての時代。3時間の長さを感じさせない作りである。
シティオブゴッド サロンシネマ スラム街を「神の町」となずけて隔離する。ここの子供ギャングの物語。盗みは当たり前。簡単に銃が手に入り、それで人を殺す。それが10才前後の子供ばかりには驚きがある。金儲けのために麻薬もやる。そのうち、力のあるものが町を治めるようになる。ギャングの親分が10代の子供。この取締りの親分がそのうち殺される。するとまた勢力争いの抗争が始まる。終わりのないギャングの連鎖。これが実話だとはまたビックリ。
北京バイオリン シネツイン 映画・全編にながれるバイオリンが素晴らしい。13才、天才少年とその父親の物語。この息子を売りこむ父親の執念が凄い。子供のために働き、金をため、売りこむために都会に引越し、バイオリンの先生を探す。その執念は親の愛と簡単には云えないぐらいの凄さがある。
ミニミニ大作戦 宝塚会館 原題・イタリアの仕事。それは泥棒。この家業もハイテク時代。今回盗んだものは、3500万ドルの金塊。重量物。最初は海の中に金庫を沈めて仕事する。次はミニの車で逃走。アイデア勝負の楽しさがある。
2003年6月 ソラリス ワーナー・マイカル 惑星ソラリスの不思議な出来事。事件と云うより、生と死を見つめた哲学。自分の一番身近な人間が(それも死んだ人)突然現れたら。SFだから描ける不思議なテーマ。
ザ・コア 宝塚会館 地球のコアは自転している。これが止まったら磁場が崩れて、次には地球が崩壊する。すごい発想である。止まったコアを動かすための対策も凄い。地球のマグマの中に潜り、爆発の反動で回転させてやろうという。SFだね。ドラマは宇宙ロケットのタッチに似ている。
マトリックス 松竹東洋座 映画放映の前の週末に1作目をテレビで流す。どんな内容であったかをやっと思い出す。派手なシーンしか覚えていない。今回もこのマトリックス独特の映像で楽しませてくれる。映画の最後に3作目の予告編を流す。立派な商魂である。
めぐりあう時間たち 松竹名画座 三つの物語が同時進行する。いずれも女性が主人公。50年ぐらい時代も違う。共通は恋愛。映像が次々変わるので余所見ができない。テレビでは分かりにくいところはナレーションを流すことがある。時代が変わっても恋愛は不変のテーマ。
ロジャー&ミー 映さ第298回例会 1889年アメリカ映画。監督、マイケル・ムーア。リストラの風が吹くGM社。会長のロジャー・スミスに挑む。ドキュメント。カメラの視線が面白い。何故工場を閉鎖するのか、庶民の疑問にカメラを向けていく。