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最近見た映画の感想

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2017年3月

マリアンヌ 八丁座 1942年、英国秘密諜報員の二人のラブロマンス。二重スパイの物語も沢山あります。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの演技を見るのみ?
俳優だけでなくプロデューサーとしても活躍するブラッド・ピットと、アカデミー賞受賞監督ロバート・ゼメキスがタッグを組んだラブストーリー。第2次世界大戦下を舞台に、ある極秘任務を通じて出会った男女が愛し合うものの、過酷な運命に翻弄(ほんろう)されるさまを描く。ブラピふんする諜報(ちょうほう)員と惹(ひ)かれ合うヒロインをオスカー女優マリオン・コティヤールが演じる。



夕凪の街 桜の国 映サ 広島原爆投下から二つの時代、何気ない日常生活を淡々と写すことで、悔しかったことが良く伝わります。
第9回手塚治虫文化賞新生賞、平成16年度文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞した、こうの史代の同名傑作コミックを、『出口のない海』の佐々部清監督が実写映画化したヒューマンドラマ。広島原爆投下から13年後と現代に生きる2人の女性を通して、現在までに至る原爆の悲劇を描く。主演は、若手実力派女優の田中麗奈と麻生久美子。


素晴らしきかな、人生 109シネマズ メルヘンの話。
『プラダを着た悪魔』などのデヴィッド・フランケル監督が手掛けたヒューマンドラマ。愛する者を失い仕事も私生活も行き詰まった男が、クセのある舞台俳優たちとの交流を経て人生を見つめ直す。『幸せのちから』などのウィル・スミスを筆頭に、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら豪華俳優陣が出演。
2017年2月


ナイスガイズ! 広島バルト11 私立探偵のおっさん二人が面白い。お約束のお笑いが十分笑えます。
『リーサル・ウェポン』の製作・脚本コンビ、ジョエル・シルヴァーとシェーン・ブラックがタッグを組んだバディムービー。ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングが主演を務めた、暴れん坊の示談屋とさえない私立探偵が、ある事件を捜査するうちに国家を揺るがすとてつもない陰謀に巻き込まれる物語。


パレードへようこそ 映サ 炭坑労働者と同性愛者が手を組んでストの支援をする。舞台は1984年のイギリス。驚きのストーリーでした。
ストライキ中の炭鉱労働者支援に立ち上がったロンドンのLGSM(ゲイとレズビアンの活動家たち)の若者たちと、ウェールズの炭鉱労働者の交流をつづる感動作。イギリスのマーガレット・サッチャー政権下で起きた実話が、1980年代の名曲をバックに描かれる。


ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 広島バルト11 ティム・バートンの不思議な世界に酔いしれます。
ランサム・リグズの小説「ハヤブサが守る家」を実写化したファンタジー。奇妙な子供たちが暮らす屋敷を訪れた少年が、彼らに迫りつつある危険と自身の秘めた宿命を知る。監督は、『アリス・イン・ワンダーランド』などのティム・バートン。


ショコラ 〜君がいて、僕がいる〜 広島バルト11 19世紀末のフランス。白人と黒人芸人のショコラのコンビの様。お笑い芸は難しい。応援したくなる。
フランスで成功を収めた芸人コンビの軌跡を描いたヒューマンドラマ。白人芸人のフティットと黒人芸人のショコラのコンビが脚光を浴びる一方で、人種差別による偏見に苦しむショコラの姿などが描かれる。『最強のふたり』などのオマール・シーがショコラを演じ、チャールズ・チャップリンの孫のジェームズ・ティエレがフティットを演じる。


怒り 八丁座 「怒り」をテーマに東京、千葉、沖縄で異なるドラマが始まる。それぞれは面白いのだが、まとまりに欠けるかもしれない。
『横道世之介』『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇で、前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描く。出演には渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡など。


アラバマ物語 広島バルト11 1962年アメリカ映画。裁判の様子が人種偏見が根強い中で行われる。この難しさが良く伝わる。
1961年度のピューリッツァー賞を受賞し、全米で900万部を売り上げた、ハーパー・リーの小説が原作。人種的偏見が根強く残るアメリカ南部。白人女性への暴行事件で、容疑者の黒人青年を担当する弁護士とその家族を描く。グレゴリー・ペック主演で1962年に公開された同作は大ヒットを記録。アカデミー賞で主演男優賞、脚色賞、美術賞(白黒部門)の3部門を受賞した。


シン・ゴジラ 八丁座 日本に上陸をして進化してゴジラになる。物事を決断できない日本の政治家。面白い取り組みで笑えました。
『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮。現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写する。
2017年1月

ドント・ブリーズ 広島バルト11 孤独な盲目の老人宅に泥棒に入る若者3人。何故か反撃にあう。そこまでは素晴らしい出来だが、捕獲された人間がいた?f惜しい。
盲目の老人宅に強盗に入った若者たちが、反撃に遭う恐怖を描くスリラー。リメイク版『死霊のはらわた』などのフェデ・アルバレス監督がメガホンを取り、オリジナル版のサム・ライミ監督と、ライミ監督とタッグを組んできたロブ・タパートがプロデュースを手掛けた。


ザ・コンサルタント 109シネマズ 会計士で殺し屋。自閉症の人間が特殊能力を持つ。前半の007的殺しの動きが後半の謎解きとギャップがあり過ぎ。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でバットマンを演じたベン・アフレックが、複数の顔を持つアンチヒーローを体当たりで演じるアクション。夜な夜な巨悪に鉄槌を下す片田舎の会計士が、裏社会で壮絶なバトルを繰り広げる様子を映す。



この世界の片隅に サロンシネマ 戦中の呉市での生活、嫁に来た「すずさん」の目をとうして淡々と描いていく。何があっても、人が生きるという。明るさがあるから引き込まれる。
「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックをアニメ化したドラマ。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。監督にテレビアニメ「BLACK LAGOON」シリーズや『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直。


ジュリエッタ サロンシネマ 母親の生き様が娘につながっていく、様な気がした母親の苦しみ。舞台のような雰囲気がした。
『私が、生きる肌』などのスペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが、アリス・マンローの短編集を基に描くヒューマンドラマ。音信不通となっていた娘を見掛けたと知人に言われた母親が、愛する娘に会いたいという気持ちを抱いたことがきっかけで物語が展開していく。