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最近見た映画の感想

日付 映画名 映画館 感想
2005年12月 ロード・オブ・ウォー ワーナー・マイカル

ソビエト連邦崩壊前夜のウクライナに生まれたユーリー・オルロフは、少年時代に家族とニューヨークへ渡り、両親が営むレストランを手伝いながら育った。ある日ロシア人ギャングの銃撃戦を目撃したユーリーは、レストランが食事を提供するように、戦場に武器を供給する仕事をしようと決心する。弟のヴィタリーとパートナーを組んで闇の世界に足を踏み入れたユーリーは、混沌とした世界情勢を追い風に、瞬く間に世界有数の武器商人へと上り詰めていく。ニコラス・ケイジが淡々と武器商売人を務める。武器があるから戦争がある、のか、戦争があるから武器を作るのか、これは反戦映画である。余韻が残る映画である。

SAYURI 松竹東洋座 9歳で花街の置屋へ売られた千代は、下女として働いていた。ある日、辛さに耐えられず泣いていた千代は、「会長さん」と呼ばれる紳士から優しく慰められ、いつか芸者になって会長さんに再会したいと願うようになる。時が経ち、15歳になった千代は、芸者の中でも評判の高い豆葉に指導を受け、「さゆり」としてその才能を開花していく。そしてついに、会長さんと再会することになるが…。    アメリカ映画で芸者を語ったらこのような作品になる。そこは日本ではない世界が展開される。どう見ても中国の美の世界である。役者は日本人なのに、そんなことを思いながら映画を見る。
コウノトリの歌 映サの316回例会 2001年ベトナム・シンガポール合作。この映画に描かれるベトナム軍兵士たちは、アメリカ映画に描かれた戦闘マシンのような兵士ではなく、それぞれが故郷や肉親や妻や子を愛する人間であることを強調してます。ベトナム戦争で心に深い痛手を受けたのはアメリカ人ばかりではない。ベトナムの人々にとっても戦争で失ったものは、あまりにも多かったのです。その事実をベトナム人の立場で描いているのが本作品なのです。
Mr.&Mrs.スミス 広島宝塚

南米で情熱的な恋に落ちたジョンとジェーンは、結婚し、晴れて「Mr. & Mrs. スミス」となる。5〜6年後、夫婦に倦怠感が生まれていたある日、ふたりはお互いの「裏の顔」を知ってしまう。ジョンは建築業を隠れ蓑にした凄腕の殺し屋。プログラマーのジェーンは暗殺組織のエースだったのだ!この稼業では、自分の正体を知った相手を48時間以内に始末することが暗黙のルール。こうして、ふたりの壮絶な夫婦対立が勃発する…!アンジェリーナの魅力が満杯。

2005年11月 ハリーポッター スカラ座

炎のゴブレットとは、三大魔法学校対抗試合の代表選手を選出する、魔法の杯。羊皮紙に自分の名前と所属校名を書いて“炎のゴブレット”に入れた時点で、その者は立候補者とみなされる。学校中を敵にまわしたハリーに、大親友ロンまでもが! 修復不能? ハリーとロンの友情に亀裂が走る!どんなときでもハリーの味方でいてくれた大親友のロン。ところが、今回はロンのようすがいつもと違う。嫉妬、不信、行き違い。異例の代表選手選出にまわりから浴びせられる冷たい視線。今までにない困難に立ち向かわなければならない時に、孤立無援に陥るハリー。今や、ロンもそばにはいてくれない!初めての恋の予感! クリスマス・パーティはもうひとつの決戦の時?ハリーに気になる女の子が現われた! 大人びた正装を見せるハリー。見違えるような変身を遂げるハーマイオニー。それぞれ、誰をパートナーに選ぶのか? そして、ハリーの恋の行方は?楽しいファンタジーです。

マザーテレサ 広島宝塚

1946年、インドのカルカッタ。カトリック修道院内の女子校で教鞭をとっていたマザー・テレサは、イスラム教徒とヒンズー教徒の抗争で負傷したインド人を助けたことで、修道院長と対立してしまう。しかし「自分の居場所は修道院でなく、貧しい人々の中」と考えるようになったマザーは、一人で街に出て人々に救いの手を差し伸べる。やがてマザーは自分の信念に従って自由に活動できるよう「神の愛の宣教者会」を設立。しかし心強い協力者を得る一方、スキャンダルにも巻き込まれてしまう。 オリビア・ハッセー、懐かしい。ロミオとジュリエットを思い出す。

エリザベスタウン アルパーク・シネマ 仕事一筋に情熱を燃やしてきた大手シューズ・メーカーの新進デザイナー、ドリューは、社運を賭けた新型スニーカーを発表するが、商品の返品が相次ぎ、プロジェクトは大失敗。会社を解雇されてしまう。夢に破れ、生きる気力を失ったドリューは、自らの人生を終わらせる覚悟を決めるが、命を絶とうとしたまさにその時、疎遠になっていた父の訃報が飛び込んでくる。失意の中、葬儀の準備のために父の故郷・エリザベスタウンへ向かったドリューだったが、そこで地元の人々とのふれあいや新しいロマンスを通して、少しずつ心の傷を癒していく。
ヴェニスの商人 バルト11 16世紀のヴェニス。ゲットーに隔離されたユダヤ人たちは、金貸し業を営み、キリスト教徒から蔑まれて暮らしていた。ある日、若きバッサーニオは、美しい遺産相続人のポーシャに求婚するため、親友のアントーニオに借金を頼む。全財産を船で輸送中のアントーニオは、ユダヤ人のシャイロックを紹介するが、シャイロックは、無利子で金を貸す代わりに、3ヶ月以内に返済できなければアントーニオの肉を1ポンドもらう、と申し出る…。 アル・パチーノの演技が見物。シェイクスピア劇での有名なセリフに堪能できる。
アンナとロッテ 映サの315回例会 2002年オランダ・ルクセンブルグ作品。1926年ドイツのケルン、幼い双子の姉妹、アンナとロッテは、両親の死によりそれぞれ別の家に引き取られる。アンナはドイツの貧しい農家へ、ロッテはオランダの裕福な家に引き取られた。10年後、ヨーロッパは第二次世界大戦となる。それぞれが成長して中で戦争は暗い陰となる。これは戦争映画というより、二人の青春ドラマに思える。双子と裕福と貧困を戦争に絡ませることによって対比させている。が、どんな時でも人は生きてゆくことを教えてくれる。
2005年10月 シン・シティ 広島ルーブル 犯罪以外は何もない“罪の街=シン・シティ”。救いなどなかったはずのシティで、その夜、3人の男が絶滅したはずの愛と出会う。屈強な肉体と醜い傷跡のせいで、誰もそばに近づこうとしない前科者マーヴ。過去を捨て、娼婦街の自警者となって夜をさまようドワイト。凶悪な幼女連続殺人犯を追って、引退の夜を迎えたシン・シティ最後の正義、ハーディガン刑事。それぞれにワケありの過去を抱えながらシティの片隅に生きてきた男たちは、自分に愛を与えてくれた女のために、邪悪な悪の権力との命懸けの戦いに身を投じてゆく。参った、バイオレンス過ぎて講評が難しい。有名人をたくさん使っている割には、「なんじゃこりゃ」というところがある。
ステルス アルパーク・シネマ

近未来-。テロ対策プロジェクトのために極秘に開発された、人工頭脳を搭載した最強の無人ステルス戦闘機(E.D.I=エディ)が自らの意思で暴走を始めたとき、人類は予測不可能な危機に直面する。“見えない”戦闘機を相手に、壮絶な戦いを挑む3人のトップパイロットたち。追撃の舞台はロシア、アラスカ、そして北朝鮮へ。ステルスとはレーダーに写らない戦闘機なのに、今回はこの特徴はほとんどなし。人工知能(AI)の活躍とその可能性。面白さはその方向になっている。映画の題名を変えるとすると、AI戦闘機。

コーチ・カーター サロンシネマ リッチモンド高校のバスケット部を立て直すため、1人のコーチが就任した。卒業生であるカーターは、在学中はバスケット部のスター選手。しかし、今のバスケ部は、貧しい家庭の子供が多く、生活は荒んでおり、皆授業にもまともに出ていなかった。カーターは、部員たちに3つの約束をさせる。常に一定以上の成績をとること、授業には全て出席すること、試合の日には上着とネクタイを着用すること。反発の声も上がったが、カーターは自分の主張を曲げなかった。かくして、カーターの地獄のような厳しいトレーニングが始まった。サミュエル・L・ジャクソンがバスケットチームのコーチする。超人的な役柄の多い人であるが、今回は教師的なコーチ役に挑んでいる。アマチアスポーツは日本でも問題が山積みしている。スポーツでのアメリカンドリームは子供だけでなく親の問題でもある。
蝉しぐれ 広島宝塚

舞台は東北の小藩「海坂藩」。下級武士である養父のもとで成長する牧文四郎。父は藩の派閥抗争に巻き込まれ、冤罪によって切腹を命じられる。その後、謀反をおこした父の子として数々の試練が待ち受けるが、幼なじみたちの助けと、剣の鍛錬によって日々を質素に、そして懸命に母とともに生きる。ある日、筆頭家老から牧家の名誉回復を言い渡される。しかし、これには深い陰謀が隠されていた。文四郎は、藩主側室となり派閥抗争に巻き込まれた初恋の人・ふくを命懸けで助け出すことになるいつの時代にも、そして誰の人生にもある、父への尊敬の念、伝えられなかった想い、不合理への憤り、筋を貫くことの難しさ。
主人公の幼友達である「今田耕司」と「ふかわりょう」が味を付けている。時代劇ならでわの冒険がそこにはある。

2005年9月 ルパン シネツイン アルセーヌ・ルパン。何にでも変身できる泥棒として有名。今回はカリオストロの城が出てくるから、ルパンの宝探しのドラマである。頭脳だけで勝負するところは、現代より優雅である。それはその時代の持つ味かもしれない。やたらと、撃ち合い、殺し合い、カーチェースの多い現代に比べると体で勝負する面白さがある。
シンデレラマン スカラ座

何度か描かれるボクシングシーンは、画面から汗が飛び散ってきそうなほどの迫力だ。しかしそれは、ボクシングの激しさから来る迫力ではなく、主人公の強い思いが持つ迫力なのだ。あまりの強さに圧倒され、どうしようもなく、胸が熱くなる。
ラッセル・クロウの鍛えた筋肉は良いとして、レネー・ゼルウィガーの丸いほっぺたは貧困には見えない優雅さがある。あんなに肥えたり痩せたり出来ることの方に感心する。

Be Cool ワーナー・マイカル

映画プロデューサーとして成功したものの今のチリは、それにも嫌気が差していた。元の稼業、取立て屋に戻ろうと考えていたある日、インディーズ・レーベルを経営するトミーが現れて、リンダという無名のシンガーを一緒に育てようと持ちかける。チリは、ロシア・マフィアによるトミーの射撃事件に巻き込まれた挙句、トミーの妻であるイーディと組んで、その若い女性シンガー、リンダのマネージメントを引き受ける事になる。だが、彼女は悪徳マネージメント会社の契約に縛られ、自由に活動できない状態だった。チリはそこの社長ニック(ハーベイ・カイテル)の所に乗り込み、契約を白紙にしてしまう。怒り心頭のニックは手下のラジとラジのボディガードであるエリオットに「チリを消せ」と命じる。貫禄のでたジョン・トラボルタのダンスを久々に見る。「音楽業界はマフィヤだ」という楽しい音楽番組になっている。

2005年8月 奥様は魔女 広島ルーブル テレビドラマを思い出す。サマンサの鼻「ピクピク」は日本でも惹かれたけれど、本国アメリカも好評であった、らしい。今回の目玉がその鼻ピクピク。30年も再放送ができたその面白さに、このリメイク版ができた理由なのだろう。
マダカスカル バルト11 マダガスカル島に流された3匹の冒険が始まる。ディズニーアニメを堪能できる作品に仕上がっている。
皇帝ペンギン シネツイン 皇帝ペンギンのおもしろい生態を見ることができる。子孫繁栄のために、壮絶な自然との闘い。生きることを改めて教えてくれる自然界の出来事である。
アイランド ワーナー・マイカル クローン人間を飼育する。その考え方は恐ろしいものがある。「クローンとは」、改めて考えさせてくれる。生を受けたら、それはもう、動物を越えた人間になる。ここではもの扱い。人間の考える身勝手さを感じる。
2005年7月 スターウォーズ エピソード3 シスの復讐 アルパーク・シネマ 若き騎士、アナキン・スカイウォーカーからダース・ベイダーが誕生する。このエピソード3で完結となる、と聞くと、みんな見に行きたくなる。物語のつじつまを合わせているため、前後のスターウォーズを見ていたほうが良い。
ダニーザドッグ 松竹名画座 5歳のときに誘拐され、暗い地下室で人を殺すことを仕込まれたダニー。人間としての感情を忘れかけていた、ある日、目の見えないピアノ調教師と出会う。ここからダニーに変化が現れる。
サハラ ワーナー・マイカル アメリカの南北戦争で金貨が作られた。
それを、木造の潜水艦でアフリカに逃げたという、宝捜しゲーム。インディジョーンズの世界である。
宇宙戦争 アルパーク・シネマ いきなり火星人が攻めてくる。その未知なる科学兵器に地球人は負け戦を続ける。さて、起死回生の手段はあるのか?
2005年6月 キングダムオブヘブン アルパーク・シネマ 紀元前、聖地エルサレムでの闘いは繰り返されていた。キリスト教徒とイスラム教徒。2000年経った今でもその闘いは終わっていない。
ミリオンダラーベイビー スカラ座 ボクシングは何故、続けられるか?闘争心、ハングリー精神。チャンピオンが目標か?ここでは女性ボクサーとトレーナーの人生が描かれている。
フォーガットン アルパーク・シネマ 愛する人の記憶だけを消すことが出来る。それは幸福か不幸か?
2005年5月 ザ・インタープリター ワーナー・マイカル 愛する家族を亡くした女性通訳。国連本部で働くある日、陰謀を聞いてしまう。恐怖を感じた彼女はボディガードを希望する。ボディガードになる、シークレットサービス。その話を疑いながら、事件は進んでいく。国際的な陰謀。平和な日本では感じることの出来ないスリルがある。
ハイド・アンド・シーク バルト11 父親は精神科医。不幸なことに、母親が自殺する。その時から娘の人生が変わっていく。そのとじ込んだ気持ちを開くために、父親は都会から田舎に引っ越しをするところからドラマが始まる。シックスセンスのような作り方。その謎は?
レモニースニケットの世にも不幸せな物語 広島ルーブル 不幸せというより、不運なことが続く、と言った方がいい。火事で焼け出された子供たち、行く先々で事件が起こる。残された親の遺産はどれほどあるのだろうか?その財産を巡り、欲が表に出てくる。それに対抗する、純粋な子供たち。その冒険は如何に・・・というところ。
2005年4月 アビエイター 広島ルーブル 父親の資産を、事業を引き継いだ、若干18歳のハワード・ヒューズ。映画作りと飛行機作りに情熱を傾ける。有名女優と恋愛する傍ら、飛行機会社を買い取る。夢は新しい飛行機。全ての富みと力を持つ男の生涯を表現しようとするが、残念。事実は小説より希なり。彼の波瀾の人生の方がドラマより超えているような気がする。
ローレライ 広島宝塚 1945年8月、広島に原爆が投下される。長崎の次は東京か?ドイツから手に入れた「ローレライ」を搭載した潜水艦の物語。ローレライとはどんな武器なのか?連合軍の船を次々と沈めた実績がある。日本で「伊507」と名前を変える。残念ながら、先に原作を読んでしまった。感動が薄れてしまう。それと映画とは原作とは違うドラマである、ことを痛感させられた。
オアシス 映サの例会 2002年韓国映画。イ・チャンドン監督。刑務所を出たばかりの青年ジョンドウ。脳性麻痺の女性コンジュと出会い、お互いに心惹かれるものを感じる。ふさぎがちだった彼女もジュンドウによって次第に心を開いていく。二人は自分たちだけの世界を築いていく。しかしそれを理解するものは誰もいなかった。そしてある時、事件が・・・。
2005年3月 エターナル・サンシャイン シネツイン 記憶を消す商売があるという。ある日、恋人のクレメンタインが自分の記憶を消したことを知る。ショックを受けた彼は、自分も彼女の記憶を消そうとする。そんな都合のいい、ねらった記憶だけを消せるとは?記憶を消してもらっている最中、彼は抵抗をする。消したくない気持ちがどこかに働いているのだろうか?男の方が未練他らしい?
世界で一番パパが好き ワーナー・マイカル 少女が一番最初に恋をする相手はパパであるという。少女である時代、その時の憧れは身近な人になるかもしれない。中にはテレビ、映画の有名人である場合もあるが、行動半径の狭い子供時代は、どうしても身近な人になる。力強い大人に憧れるところもあるだろう。少女は小さくても、もう女である証拠かもしれない。
ブリジットジョーンズの日記 アルパーク・シネマ 太めのブリジット。恋愛中の彼女。幸せの真っ最中。あるきっかけで彼氏と喧嘩。さてこれからどうするブリジット。ヒュー・グラント他2枚目を二人も従えての恋愛コメディ。続編らしいというドラマです。
ナショナル・トレジャー ワーナー・マイカル 4000年の歴史を持つ秘宝。主人公ベン・ゲイツはその鍵はアメリカ独立宣言書にあるということをつきとめる。如何に盗むか?そこに何が隠されているのか?宝捜しはわくわくさせてくれる。ちょい役に大物も出てくる。いろんな楽しみをさせてくれます。
2005年2月 セルラー バルト11 セルラー電話のセルラーであった。ある若者が誘拐事件に巻き込まれる。女の尻を追いかけるぐらいしか興味のない若者が、ある1本の電話から(誘拐された当人からの)、犯人を追いつめる。ちゃらんぽらんな性格の人間が、だんだん成長してくる。単純な筋だが面白い。
アレキサンダー バルト11 アレキサンダー大王。歴史の時間にでてきた世界統一の王。紀元前3世紀。マケドニアからインドまで、戦いの連続。連戦連勝。その当時、東の果てはインドと思われていたようである。結局は長い戦いの中、兵士が疲れてきたことが敗戦につながったようである。あのナポレオンでさえ、ロシアの自然に負けたわけだから。人間は自然にはかなわない。
ボーン・スプレマシー アルパーク・シネマ 記憶喪失となったCIAのスパイ、ジェイソン・ボーン。ある日、見知らぬ人間に命をねらわれる。その時、愛するマリーが巻き添えをくい、命をなくしてしまう。それから復讐の行動にでる。誰が犯人か?黒幕は誰か?トップ・エージェントの体が反応する。突き止めた犯人の正体は?相変わらず、ジェームスボンドのような活動ぶりである。
オペラ座の怪人 シネツイン 有名な音楽が鳴り響く。これがミュージカルでなかったら、もっと楽しみが多いのに残念。1870年代。「ファントム」(オペラ座の怪人)の仕業とされる事件が続く。はたしてファントムの正体は如何に?
2005年1月 スパイ・バウンド スカラ座 フランスの情報機関に所属するスパイチームの活躍。武器輸送船の爆破を計画、実行する。しかしドラマはいつのまにか、命をかける彼らと、事務局のお偉方との戦いに変化する。他人を欺く職業、唯一信頼するのは自分の仲間たち。そこで所属の機関に裏切られたら命がいくらあっても足らない。
オーシャンズ12 広島ルーブル 前作「オーシャンズ11」での、大金を強奪されたベガスのボスが彼らの前に現れる。「盗んだ金を返せという」、それも利子付きで。かつてのメンバーはその金のために次の計画を立てる。ブラッド・ピットほか、有名人達の顔見世のようなドラマになっている。華麗な盗みのシーンをもっと期待したのに・・・。
ニュースの天才 シネツイン 米国で最も権威のあるニュース雑誌、「ニューリパブリック」。ここのスター記者が語り始める。ある時、彼が書いた、「ハッカー天国」という記事に、捏造疑惑が発覚する。面白い記事は人を引きつける。内容は、日本で言うところの週刊誌ネタ。事実を報道することが面白いとは限らない。ここには紙一重の世界が存在する。
マイ・ボディガード 松竹名画座 デンゼル・ワシントン。生きる方向を見失っていた元特殊部隊の彼、友人の進めで、ボディガードの職につく。誘拐事件が日に4件も起るメキシコ。雇い主の少女にだんだん心を開いていくときに事件が起る。誘拐された少女の復讐がそこから始まる。マン・オブ・ファイヤの原題の方に近いドラマである。