SNOOPY

No.24
眠り
No.23
ダンス
No.22
ジョー・クール
No.21
夕食
No.20
心の相談室
No.19
ドーナツ
No.18
バレンタイン
No.17
宝石
No.16
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21世紀へ伝えたい宝物
      企画・制作 朝日新聞社

No.23 ダンス

さて、ダンスのレッスンに行く時間だ…またエミリーが待ってるだろうな… いま行くよ、エミリーちゃん!ダンスのお相手が行くよ! ぼくとフロアをくるくる回ろう、エミリー… 「魅惑の宵に…」 ゴチン!
おとなになっても、ときめきたい。

もっと外向的になろうと、これまで縁のなかった社交ダンスのレッスンに通い始めたチャーリー・ブラウン。ここで、思いがけず女の子からダンスを申し込まれ、胸をときめかせます。
席替え、遠足、運動会……。思えば子供時代の私たちには、次々と胸ときめく出来事がありました。ところが、年齢や経験を重ねるにつれ、ときめきは自分から求めないとなかなか手に入らない貴重なものとなってしまうようです。しかし、異性に対してだけでなく、すてきなものや美しいものに憧れ、夢中になることは、ひとにエネルギーを与え、日々を楽しくしてくれるもの。いくつになっても、持ち続けたい気持ちです。そのためには、通勤途中の駅で下車してみる。いつもと違う路地を曲がってみる。見知らぬ店に入ってみる。気になっていたひとに声をかけてみる。ミュージカルやコンサートに出かける。旅に出る。日常から一歩踏み出すそんな好奇心や勇気が必要なのかもしれません。
さて、出会いの春。これまで知らなかった世界へ、思い切って足を運んでみませんか。