SNOOPY

No.24
眠り
No.23
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No.22
ジョー・クール
No.21
夕食
No.20
心の相談室
No.19
ドーナツ
No.18
バレンタイン
No.17
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No.16
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No.27
ヤレヤレ
No.26
グーグー
No.25
学校

21世紀へ伝えたい宝物
      企画・制作 朝日新聞社

No.26 グーグー

先輩、起きてください!歴史の授業をききのがしますよ… ヒュー! 私どのくらい眠ってた、マーシー? ヘンリー4世からヘンリー6世まで

きっと、“キラリ”を持っている。

授業中、いつも居眠りをしているペパーミント パティ。Dマイナスの成績ばかり取っていますが、スポーツは万能で、男の子顔負けの活躍をします。そんな彼女の親友がマーシー。ペパーミント パティとは対照的に、成績は抜群だけれども、スポーツは苦手な女の子です。

子供たちが主に学校の成績で評価されるのと同様に、おとなたちは肩書や収入といった社会での成績で評価されがちです。しかし、得意なことや好きなことは一人ひとり違うように、ひとの魅力や価値はさまざま。決して単一の物差しでは測れないのではないでしょうか。たとえば、料理が得意なひとも、ひとつの仕事に打ち込んでいるひとも、笑顔の優しいひとも魅力的なように、だれもが必ずキラリと光る何かを持っています。そんな自分の良さを磨きながら、前向きに生きていく。さらに、ひとの良さもみつけ、尊重し、親しくなる。画一的な物差しにとらわれず、自分の目で判断することのすてきさを、ペパーミントパティとマーシーはさりげなく教えてくれているようです。