2001年ティスティングノート
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8月例会のティスティング 2001.8.18.

VOUVRAY , BRUT
METHODE TRADITIONNELLE
DOMAINE DES AUBNISIERES

透明感のある濃いめの黄金色。干したアンズ、トースト、青リンゴ、麦わらの香り。口に含むとどっしりと存在感を感じる、爽やかではあるがしっかりとした発泡酒。 コメント:三吉研一


TOSCA D'ALMERITA , 1996
CHARDONNAY

(高橋正浩氏提供)
濃い黄金色。ディスクが厚くレッグスも非常にたっぷりと豊かである。完熟したアンズやイチゴシロップの香りの奥にバニラ香が漂う。滑らかでオイリーな舌触りで、ナッティーな味わい。香ばしいオーク樽の香りと、しっかりとした酸が魅力的なワイン。 コメント:細川隆


CHATEAU TROPLONG MONDOT , 1991
SAINT-EMILION GRAND CRU

ビンテージの割には色調は濃くまだまだ若さがある。飲んでみるとメルローの柔らかさが口いっぱいに広がる。大変おいしく、飲み頃かも。今から5年間は飲むのに最適である。 コメント:青木啓


CHAMBERTIN , 1986
CAMUS

30数年の時を感じさせる様なレンガ色を帯びた、キラキラと輝くクリアな色合い。柔らかな口当たりと上品な酸が心地よい。 コメント:細川隆


ALOXE-CORTON , 1976
DOMAINE FRANCOIS CAPITAIN &FILS
CAPITAIN GAGNEROT

輝く透明感のあるルビー色。すぐにベリーの香りが押し寄せてくる。真っ赤で酸っぱいグロゼイユ、甘いイチゴ、深みのあるスリーズノワール等々の華やかな香りが次々と現れる。ぐっと鼻をグラスに寄せれば、膠のような動物的な香り、キノコや枯れ葉の湿った香りが立ちこめていてうっとり、しかし、全体をベリーの香りが支配しているところが素晴らしい。口に含むと、甘い!酸も十分にある。生き生きしたベリーを保ちながら、素晴らしい熟成をした、これこそ偉大なブルゴーニュのピノだ!だんだんと熟成香が支配的になり、ああ、もう、しあわせ! コメント:三吉研一

HENNESSY BY KENZO
(滝澤秀行氏提供)


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