
1997年ティスティングノート
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4月のティスティング 1997.4.19.
写真の左から順です。
- A.C. BOURGOGNE , 1990 , Leroy (中道 宣子氏によるブラインドテスト)
熟したベリーの香り、果実味に溢れ、喉越しに爽やかな酸味が感じられる。セパージュは全員
ピノと答えたが、A.C.についてはやはりブルゴーニュ北中部(リューリ、メルキュレ)と答えた
人が多かったが、A.C.の特定に迷った会長が苦し紛れにA.C.ブルゴーニュと解答して正解。
- TAILLEVENT Rose Grande Reserve , 1988 , CHAMPAGNE
いちごシロップを思わせる甘い香り、フレッシュで爽やかな喉ごし。
思いのほか軽やかなロゼに仕上がっている。
今日の舌平目にはぴったり!
- CHATEAU SIMONE , 1994 , A.C. PALETTE
やや薄めの色調、非常にクリアーで輝きがあり食欲をそそるロゼ色を呈
している。
いちご、さくらんぼ、グラナデン等、爽やかな香りを持ち、やはりベリー系の
甘みが若干感じられる中辛口の仕上がり。僅かにタンニンが感じられ、酸味は
抑えられているがシャープさのある味わい。
- CLOS DE VOUGEOT GRAND CRU , 1990 , Domaine Pierre Ponnelle (堀 潤二郎氏によるブラインドテスト)
濃縮された果実味に富み、非常に滑らかな舌触りを持つエレガントなワイン
であるが少々余韻が短いか?・・・・・ピノの特徴があまりにもストレートに出
ているためカリフォルニアとの意見も出た。正解者無し、近かったのがコート
・ド・ボーヌ、ヴォーヌ・ロマネ等と答えた会長と長田さん。
- CORTON GRAND CRU , 1989 , Capitin . Gagnerot
キルッシュの香り、熟成香の中に僅かにトリュフを感じる。骨格のしっかりとした、
ややもするとくどい程の果実味とタンニンに溢れており、上品さと優雅さを併せ持った
すばらしいワイン。
- FINLANDIA CRANBERRY (Arctic cranberry flavored VODKA) (長田 康二氏によるブラインドテスト)
ベースになる果実は「いちご」、「チェリー」が殆どで「クランベリー」
は誰も考えなかった。正解者無し。
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