SNOOPY
No.24 眠り |
No.23 ダンス |
No.22 ジョー・クール |
No.21 夕食 |
No.20 心の相談室 |
No.19 ドーナツ |
No.18 バレンタイン |
No.17 宝石 |
No.16 星 |
表紙へ |
No.33 幸せ |
No.32 意見 |
No.31 母の日 |
No.30 見せてお話 |
No.29 番号間違い |
No.28 ペンフレンド |
No.27 ヤレヤレ |
No.26 グーグー |
No.25 学校 |
21世紀へ伝えたい宝物
企画・制作 朝日新聞社
No.32 意見
そんなこと本当のはずないわ!とにかく、私は絶対信じないわよ | いいけどね、そう書いてあったのさ。ぼくにはまちがいとは思えなかったね… | その数字は高すぎるわよ ぼくは全然そうは思わないね | ぼくにも意見があったらな… |
参加することに、意義がある!? 激しく言い合うルーシーとライナス。チャーリー・ブラウンは、ひとり、その様子をうらやましそうに眺めています。 大人にとっても、上手に議論することは難しいもの。つい攻撃的になって相手を打ち負かそうとしたり、思わず感情的になったり、さらには聞く一方で自分から発言できなかったり……。しかし、議論の場は、さまざまな物の見方を知り、ひとつのテーマを深く考え、進展させる絶好のチャンス。たとえ、そこで自分の意見が否定されたとしても、それはそのテーマに関してだけで決して全人格が否定されているわけではありません。また、自分の意見が採用されなくとも、議論に加わっているだけで最終的な結果に納得がゆくことも多いものです。そこで、まず、だれもが参加できる雰囲気をつくる。相手の意見に耳を傾ける姿勢を保つ。互いの違いを認め、尊重し合う。そして、ときには自らも思い切って発言する。 明るい方向へと時代を転換したい今日、学校やオフィスの中でも、一般社会でも、そんな自由な議論の場が求められているのかもしれません。 |