この炉は、時の果てに過ぎ去った記憶のなかで特に輝いた記憶を灯すもの。総てが闇に包まれし現世(うつよ)にて唯一つ確かなもの、それは心より出ずる輝き。この祭殿ではその輝きのみを信じ、祀っております。この灯火は、さて誰の目に輝きを残すものやら。